“人助けビジネス”とは？ブレンドン・バーチャード『人助け起業』から読み解く
人助けビジネスとは、「人から感謝されながら報酬をいただけるビジネスです。」この一言でまとめられると、「怪しい！」という印象を受けるかもしれません。
弊社、株式会社OnLineのトレーナー斉藤敏行のインタビューでも話しましたが、人助けビジネスは
クライアントと二人三脚で想像を超える目標を短期間で達成することでクライアントに感謝されながら高収入を得るというビジネスです。
このビジネスはアメリカでは成功事例として証明され、そのノウハウが詰まった書籍が日本にも翻訳し、出版されました。”人助けビジネス”の本質的な部分を『人助け起業』を元にご紹介いたします。
そもそも、『人助け起業』とは？
本書の英語原題は “The Millionaire Messenger: Make a Difference and a Fortune Sharing Your Advice”、自己啓発産業においてあなたの知識と専門知識を成功と収益に結びつけるアイディアに焦点を当てた書籍です。著者であるブレンドン・バーチャードは、有名なモチベーショナルスピーカー、パーソナルデベロップメントコーチ、ベストセラー作家であり、本書では、個人が世界とメッセージを共有し、他人にポジティブな影響を与え、その過程で経済的成功を達成する方法についての彼の洞察と戦略を公開しています。
どうして個人の知識や専門知識は成功と収益に結びつけるのか？それは「人助けビジネス」の本質に関わっています。
人助けビジネスの本質
どうして感謝されながら報酬をもらえるのか？
本書によると、誰も何らかのエキスパートであること。そして、そのエキスパートの能力が誰かの力になり、その力により成果が欲しい人が、その成果を手に入れることで、人生がよりいい方向へ向かうのであれば、必然的に感謝しながら喜んで買うことになります。
学歴、職歴など問わずに、生きてる上で、みんなは必ずしも経験を持っている。そういった意味のある経験が誰かに役に立てるはずです。さらに理知的にいえば、そういった経験は何かの問題解決の糸口になります。
例えば、離婚の経験、病児を抱えて闘病する経験、倒産や失敗などの経験を他の人に味わわせないように、その経験を多くの人に伝えて、失敗を回避する方法などを教えられたら、クライアントさんに取ってはものすごく財産になるかもしれない。たとえば、夫婦円満にすることなど、人の人生の豊かさに関わるものなので、人によっては離婚回避できるだけでものすごく価値のあるものになります。
そういった価値のある経験を相手に伝える、そしてその人の問題解決につながることによって、報酬を得るのが人助けビジネスの本質ではないでしょうか。
それだったら、ただの情報商材に捉えられがちですが、実際、価値のある部分がその情報ではないです。価値になる部分は、クライアントの行動に影響を与える、現実の行動を変えること。だから、エキスパートになる人が、単なる過去の経験だけ頼るではなく、「学び、教え、奉仕」といった循環が大切です。
多くの人は教えて、自分の経験を活かして終わりですが、学び続けることによって、より多くのインプットを得て、人に貢献することができる自分になります。そうすることによって、そういう姿に人は感動し、ファンが生まれ続けるという構造です。
どんな人には向いてるでしょうか？
- 専門知識を持っている人：この仕事では、あなた自身の専門知識や経験を活用して他の人々に影響を与えることが重要です。自分に独自の知識やスキルがある人は、それを他の人に提供することで成功する可能性が高まります。
- コミュニケーション能力がある人：メッセンジャーとして、あなたのメッセージを効果的に伝えるためには優れたコミュニケーション能力が必要です。観客とのつながりを築き、彼らにインスピレーションを与える能力が求められます。
- 自分をオープンできる人：成功するためには、自分自身を偽らずに、オープンさを持ってメッセージを伝えることが重要です。本物の自己を表現し、他の人々に対してオープンで率直に接することで、信頼と共感を得ることができます。
- 責任感がある人：自分のメッセージやアドバイスが他の人々の人生に影響を与える可能性があるため、責任感を持って行動することが大切です。
- 資産を築く意欲がある人：「The Millionaire Messenger」では、専門知識をビジネスに転換し、収益を上げる方法についても触れられています。この仕事に向いている人は、自分の能力と知識を収益を生み出す資産に変える意欲を持っています。
- 自己啓発に興味がある人：この仕事は、個人の成長とパーソナルデベロップメントに関心を持つ人々に適しています。自分自身が成長し、より良い人間になることを重視する人は、他の人々にポジティブな影響を与える際にも効果的です。
これらの特徴に当てはまる人は、個人の成長とビジネスの両面で成功を収める可能性が高く、メッセンジャーとしての仕事に向いていると言えます。ただし、最終的な成功は個人の努力と継続的な学習によってもたらされるため、自己啓発と情報収集にも努めることが重要です。そういった個人の成長は非認知能力を伸ばすことで、実現できます。
“人助けビジネス”において大切なこと
弊社の広告にもよく登場する”人助けビジネス”ですが、実際の内容はどういうものか、こちらの動画からご覧ください。
実際、弊社トレーナー比嘉友彦は”人助けビジネス”において、大切なのはマインドセットです。
そういうったマインドセットの一部は、
1. 使命感と情熱: 人助けビジネスは、他人の人生にポジティブな影響を与えることを中心に据えています。成功するためには、自分が追求する使命感や情熱を持つことが不可欠です。他人の助けになることに熱中し、その情熱を維持することが成功の鍵です。
2. 価値提供へのコミットメント: 人助けビジネスは、他人に価値を提供することが最優先事項です。お金を稼ぐことよりも、他人に役立つことにコミットしましょう。高品質な情報、アドバイス、製品、サービスを提供し、顧客やクライアントのニーズに応えることが成功のカギです。
3. ビジネス思考: 人助けビジネスを実践するためには、ビジネス思考を持つことが重要です。収益を上げる方法を検討し、持続可能なビジネスモデルを構築することが大切です。資金管理やマーケティング戦略も考慮し、ビジネスの成功を追求しましょう。
4. コミュニケーションと人間関係構築: 人助けビジネスは人々との関係に基づいています。効果的なコミュニケーションスキルと、信頼性のある人間関係を築く能力が不可欠です。顧客やクライアントとの信頼関係を築き、長期的な成功につなげましょう。
5. 困難に対する抵抗力: ビジネスには困難や挫折がつきものです。しかし、困難に立ち向かい、持続的な成功を追求する強靭な精神力が求められます。挫折から学び、逆境を乗り越えるための柔軟性、グリットを持たなきゃいけないです。
これらのマインドセットを持ち、人助けビジネスを成功させるために継続的な努力を続けることが重要です。使命感と情熱を持ち、他人のために価値を提供し、ビジネスとして成長することで、長期的な成功を実現できるでしょう。
そういったマインドセットを手に入れてから、”人助けビジネス”を始めることができます。気になる方はぜひこちらのページをご覧ください。
そして、弊社の口コミに対して、トレーナーの斉藤より、正式に回答いたします。気になる方はこちらの記事もチェックしてください。
そして、参加者が弊社の講座に参加した後、今まで仕事・ビジネスがうまくいかない原因を突き止めて、そこから独立起業を一気に進めました。
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