【卒業生インタビュー53 潮田 奈津子さん 夫婦仲が改善し、子どもたちとの接し方が変わった】
どんな方が、どんな想いで受講して、卒業後にどんな人生を歩んでいるのか?本インタビューを通して、お届けいたします。
今回は32期(2022年)卒業、夫婦仲が良くないことがきっかけで子どもたち3人を育てていけるか不安になり受講を決意するも、講座で学んでいく中で夫婦仲が改善し、子どもたちとの接し方も変わった潮田奈津子さんのお話をお聞きします。
(2023年4月現在)
1. 講座に参加する前の状況を教えてください。
保育園で栄養士として13〜14年間働き、その後栄養士の経験を活かし、料理関係の仕事をさせていただいています。
講座を受講する前は、夫の扶養内で仕事をしていました。夫婦仲があまり良くなかった状況で、今の自分の力では、子ども3人を育てていくことはできないなと感じていました。
家庭内が円満ではないこと、自分には力がないということに、ジレンマというか、モヤモヤを感じていました。1人で育てていく可能性があるのに、扶養内で働いているという状況で、どうしようもないように感じてモヤモヤしていたんです。
2. 講座に参加したキッカケを教えてください。
1人で3人の子どもを育てる可能性があったことが、講座への参加のきっかけでした。
今まで起業塾や講座などには参加したことがありませんでした。そもそも見たこともありませんでしたが、なぜかインスタグラムで流れていた説明会の広告が目に留まり、どうしても参加したいって思いました。
本当に起業や副業系の広告は一切出たことがありませんでしたが、なぜか何回も出てくるんですよ。これは「行け」ということだと思い、それで「えいやっ」という感じで申し込みをしてみました。
とても魅力的で、今の私にすごく必要な内容が書いてあったんです。1日何時間でも子どもとの時間を大切にしながらお仕事ができて、いい金額を稼げるみたいなところとか、自分の経験を生かしながらというところを見て、興味が湧きました。
3. 基礎編で学んだ「非認知能力」の内容はいかがでしたか?
参加するまで、「非認知能力」という言葉を知りませんでした。
そして、課題図書を読んだり、講座の中で学んだ非認知能力を実生活に実践していくと、稼ぐ力を身につけようと思って参加したはずが、徐々に夫婦仲が改善していったんです。
「自分が正しい」「自分がこうだ」という自分視点だけではなく、相手の視点や相手の世界で物を見ることができるようになりました。また、自分が変わることによって、周りが勝手にいい方向に変わっていくというのを体感して、本当にびっくりしました。
「相手を変えることはできない」ということをとても実感しました。相手を変えることはできないけれど、自分が変わったら相手も変わるということもすごく実感したので、ものすごい大切な学びだったなと思います。
それだけではないのですが、それが自分の中では一番大きく、すごく良かったなと思うところです。
4.基礎編で学んで感じる、自分の中での大きな変化はなんですか?
人間性や人としての在り方の大切さを教えていただきました。
ビジネスの成功云々は一回置いといて、人間力を磨くことが最優先で、その土台がしっかりしていなければ、何も成功しないということが学べてよかったなと思っています。
ここで学んだことは全てにおいて共通して大切なことだと思っていて、それがスポーツだったり、子育てだったり、それこそ結婚とか恋愛、お仕事においても大事なことだと感じています。
今まで自己理解を蔑ろにしてきたんですが、自分への理解を深めることによって明るみになったところでした。自己承認は感覚的にしたことが無かったということもあり、「自分がなぜそれをしたいのか?」「なぜそう思うのか?」など、心の声を聞くことの大切さをすごく実感しました。
それができるようになったことで、周りの人への理解が深まったり、より話を聞ける環境が自分の中で整いました。これはきっと当たり前のことだと思うのですが、意識している人は少ないんじゃないかなと思います。
5. 基礎編の後、実戦編に参加されて、講座期間中に稼いだ金額を教えてください。
期間中に達成した金額は100万円です。
6. 講座期間中は、どのように過ごしましたか?
私は小学校から社会人になるまでずっと同じスポーツを続けてきたんですが、その部活の期間の数年分を2、3ヶ月の間に凝縮したような感覚でした。
目標のために全力でできることをやり、その目標を達成するためにはどうしたらいいのかということを、空く時間が無いくらい常に考えて生きていたという感じがします。自分が抱える自信のなさが現れても、前に進まないといけないという感じでした。
沢山の学びを得ることはできましたが、自分でお金を払ってまでなんでこんなにつらい思いをしなきゃいけないんだと思ったりして、大人になって本当に泣きました。やらなければいけないことや学ばなければいけないことがある、と自分の中では思っていましたがとても辛かったです。
仕事や大事な子どもとの時間の両立で睡眠時間も取れず、この期間を走っていました。走り出してしまったので、後ろに戻ることもできないし、帰ることもできないんですよ。だから、「とにかく前に進まなければいけない」という気持ちと、一緒に走る仲間の大切さを痛感しました。仲間も同じように頑張っていたんです。だからこそ得られるコミュニケーションや、励まし合いが、私がずっとやってきた部活にとても似ていていました。
個人戦ではありますが、同期というチームがあって、そんな中で頑張りを見て刺激されるところや、サポーターさんがコーチみたいに頑張れと励ましてくれるところ、変な方向に行ったときにフィードバックをくれるコーチがたくさんいて、その中でパートナーの大切さや心強さ、安心感を感じました。
これを講座期間中に実感したことで、私もこんな存在になれるというお手本を見ることもできました。この講座内で築いた信頼関係はもう忘れられないというか、ものすごい貴重な体験ができたなと思います。
本当に辛かったのですが、何年か分の体験を短期間の中に詰め込んで経験できたというのがすごい良かったなと思います。
7. この講座で学んだことをどのように活かしていますか?
夫婦関係や子どもに対する声掛けがいい方向に変わりました。それは家族からも言われます。
コーチングでは、クライアントさんと一緒に成長している感覚がありました。クライアントさんがいい状況になっているのが伝わってくると自分も嬉しくなり、クライアントさんが悩めば一緒に悩む。この感覚はなかなか味わえないですし、これがパートナービジネスなのだということを実感できています。
人の話をしっかりと聞き理解したいという心や、在り方を大切にしようと思えること、講座中に出会った仲間との関わりがこれからずっと続いていくと思えました。これらを得られたことが本当によかったですし、自己承認ができるようになったこともあり、生き方自体が楽になったなという感じがします。
仕事に関してはこれでよかったと思えることがありました。家事代行の方でやっていたことに関しては、契約をずっとしてくださるということは自分のコンテキストや在り方が、相手とマッチしたというか、そこを評価して頂くことで、⻑期契約をしていただいているということが自信になりました。
「これでいいんだ」とさらに自分のことを認めてあげられるきっかけにもなりました。「非認知能力」とか、人としての在り方が言語化され、自分の中に入ってきた時に、自分の中で腑に落ちることがとても多く、仕事でもプライベートでも活きている気がします。
8. 今後、学びたいことはありますか?
学びたいことがありすぎるんです。
非認知能力や在り方に関しては、自分の中でもっともっと高めていきたいことなので、それについてさらに学びたいです。
コーチングについて課題図書でたくさん読んでみましたが、もう一度最初からNLPやコーチングの基本をもう一度確認し直したり、皆さんが開催されている色んな講座にもどんどん参加していきたいなという気持ちがあります。SNSなどもこれからとても大事になってくると思うので、学びたいことしかないですね。
9. 改めて、講座に参加してみていかがでしたか?
スタートから考えると、とても不安でした。自分の直感を信じ、一歩踏み出すことは本当に勇気がいることですが、今の状況を変えるためには絶対に必要なことだと、とても感じたのです。
あの一歩を踏み出さなければ、今いる状況にはならなかったと思うと、あの時一歩踏み出した自分を褒めたいです。ここで得られたものに関しては、ものすごく大きなものがあったので、一言では言えませんが、迷ってる方には「一歩踏み出してみて」と思います。