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【非認知能力】大人の非認知能力の高さと収入は直結する:今すぐに非認知能力を伸ばす方法とは?New

【非認知能力は収入に直結する】

大人になって、非認知能力を伸ばすことは可能なのか?また、大人の非認知能力を伸ばすには何が必要なのでしょうか?

大人になると、伸ばすことのできる非認知能力と伸ばすことのできない非認知能力が出てきます。まずは、どんな非認知能力が伸ばせて、どんな非認知能力が伸ばせないのかを認識する必要があります。

今回の記事では、非認知能力に関して認知能力との関係性、非認知能力を高めることに直結する、収入への影響をまとめています。

独立行政法人経済研究所による「労働市場制度改革」の調査発表『認知能力及び非認知能力が賃金に与える影響について』によると、「ビッグファイブ」(Big Five personality traits)以外に、自尊感情と統制の所在を中心に、アンケート調査を行った結果、非認知能力は収入へ影響をもたらす結果となりました。

1. 収入に影響をもたらす大人の非認知能力

上記の調査では、「ビッグファイブ」を根底にする部分が多いので、まずは、ビッグファイブを紹介しましょう。「ビッグファイブ」とは、Big Five personality traitsの略であって、人格5因子で人の性格特徴を分析するツールのことです。

性格特徴を分析することによって、その人の特性を把握できると言われています。

上記の調査では、ビッグファイブ以外に、自尊感情と※1統制の所在を加えて、被験者の収入と性格との関係性を調査しました。

そして、調査に載せている内容によると、同じ非認知能力の性質を持っていても、海外と日本の被験者の収入が異なる結果になります。言い換えると、海外と日本の会社は、労働者に求める能力、性質が違うことを反映されています。

人の性格特徴は、ビッグファイブではこのように解釈されています。

・・・

外向性・・・関心やエネルギーが外的な人々や物事の世界に向いている性質である。

協調性・・・利己的ではなく協調的に行動する傾向を持つ性質である。

勤勉性・・・マメで責任感があり、よく働く傾向を持つ性質である。

情緒安定性・・・気分屋ではなく、感情的な反応が予測可能で一貫している傾向を持つ性質である。(情緒安定性の代わりに神経症的傾向を用いる場合もあるが、神経症傾向が強いということは情緒安定性が低いということを意味する。)

経験への開放性・・・新たな美的、文化的、知的経験に対して開放的な傾向を持つ性質である。

引用:認知能力及び非認知能力が収入に与える影響について


調査結果を見ると、以下のようなことが分かりました。

2. 性格特性によって、収入への影響は変動する

海外では、女性の協調性が負の影響がある。つまり、協調性が高い人の方が収入が低い傾向にあります。そして、男女間にも差があることが判明。女性の場合のみ、勤勉性と情緒安定性が高いと、収入が高くなる傾向があります。男女共に共通していることは、協調性が高いと、収入が比較的に低い。そして、経験への開放性が高い人は、収入が比較的に高いという結果になりました。

この研究結果から考えられることは、協調性は利己的ではなく協調的に行動する傾向を持つ性質であるため、周りのことに合わせすぎていることが、かえってマイナスになるではないかと推測できます。協調性が高まることで、本来やりたいことができなくなる可能性もあります。もしくは、個人の独創的な部分が埋られるとも考えられます。

ここで一つ注目したいのが、経験への開放性です。

「経験への開放性」をわかりやすく言うと、好奇心があって、新しいことへ挑戦できる特性です。経験への開放性の高い人は、コンフォートゾーンの中に閉じ込められることなく、常に新しいことに挑戦ができるとも言えるでしょう。そういうチャレンジ精神、好奇心を持っている人は、「まずやってみる」という考えを持っているので、物事は進みやすいでしょう。

そして、研究結果では、「情緒安定性の影響は他の2つの因子に比べ、より多く観察される傾向にある」と述べていて、情緒安定性は、その人の大きな特徴として表に現れやすいではないでしょうか?

3. 伸ばせる大人の非認知能力

まずお伝えしたいことは、伸ばせる非認知能力もあれば、伸ばせない非認知能力も存在するということです。例えば、幼児教育の中でよく挙げられるグリット(GRIT)、諦めない力、柔軟性などは個人の性格に大きく起因するものですので、性格そのものを変えることが難しい様に、そういった非認知能力は伸ばすことが難しいと考えられます。

逆に言うと、伸ばせる非認知能力もたくさん存在します。それは、経験への開放性情緒安定性です。調査結果にも書いてある通り、海外でも、日本でも、この2つの非認知能力が高い方が、収入が高くなると同時に、大人になっても伸ばすことが可能です。

過去の出来事に影響される行動

では、どうやったら伸ばすことができるのでしょうか?また、どうして伸ばすことが可能だと断言できるのか疑問に思いますよね。それは、経験への開放性、情緒安定性はその人の過去の経験に直結するものだからです。


例えば…

過去に勉強やスポーツにチャレンジして、一生懸命頑張った結果、成果につながらず、失敗で終わったとしましょう。そのとき、「そのチャレンジしたことで、学んだことがたくさんあった!」とチャレンジして良かったと捉えることもできれば、一方で、「こんなに頑張ったのに、結果に繋がらなかった!」といったマイナスな捉え方もできます。このように行動の結果に対する捉え方によって、今後の「経験への開放性」に繋がります。

もし、悪い結果だけ見て、自己否定してしまったら、当然チャレンジしないことを選びます。例え「チャレンジ」することがいいことだと分かっていても、なかなか行動に移すのに躊躇してしまったという経験はないでしょうか。それは過去の経験から生まれた、心理的なブロックとも言えます。

このような心理的な影響を及ぼす過去の出来事は、人それぞれありますが、そのような出来事を認識することで、自分の価値観、行動パターンを理解し、経験への開放性を自分から高めることもできます。

4. 大人の非認知能力を伸ばす方法

大人の非認知能力を伸ばすには、以下のステップを踏む必要があります。

a. 自己理解

自分を理解することで、過去の出来事で、自分の価値観、行動パターンを把握することによって、自らどうやっていきたい、今後をどういう選択を選ぶの自分で決めることができます。

例えば、さっきの例で言いますと、過去に失敗して、立ち直りたくてもなかなかできないのであれば、自分がどんなふうに挫折して、どうして立ち直れないのか?自分のことを理解することによって、客観的に過去の体験を評価することで、主観的に判断していた過去の出来事を一旦脇におき、これからはチャレンジしていきたいことに集中することができるようになります。

b. 社会的交流

ボランティア活動、クラブやグループに参加、または講義を受けるなどの社会的交流をすることで、社会的スキルを改善することができます。なぜなら、人との交流することによって、自分の行動パターンや、強みと弱みを理解できることになるからです。

c. 新しいチャレンジをする

新しいスキルを学ぶことや、馴染みのないことに挑戦することで、自分の弱点、足りていない部分に気づき、興味関心の範囲を理解して、モチベーションなどの非認知能力を改善することができます。

前提として、人によって相性の良い方法は異なるということを覚えておく必要があります。ですので、自分に合った方法を見つけることが大切です。時間、努力、そして主体的に取り組みことで、大人は非認知能力を改善し、新しい能力を開発することができます。

5. 大人の非認知能力を伸ばすメリット

また大人になって非認知能力を伸ばすことは、ビジネスパーソンとしてさまざまなメリットがあります。

a. 能力が発揮しやすくなる

自己理解が深まることで、自分の長所と短所がわかり、無理に苦手なことを強がらず、適切に他人へ頼れる様になります。そうすることによって、本来自分の得意分野、長所が伸ばしやすくなり、できることが増えて、チャレンジしやすい環境を自ら作ることができます。

b. 人望の厚い人になれる

情緒安定性が高い人の特徴として、自分にはコントロール出来ない事柄が起きても、反射的な対応をしません。つまり感情のままに行動しないので、他者から「いつでも建設的な議論ができる人だ」と認識され周囲からの評価も高く、責任のある立場にも昇進しやすいため、冒頭に書いてる通り、収入の向上にも直結していきます。

c. 人間関係を改善できる

非認知能力は、主にコミュニケーションや人間関係を改善・向上させるのに適した能力とも言えます。

自分自身の感情や他人の感情を理解し、コントロールすることが可能です。これにより、コミュニケーションを行う際に、相手の感情を理解し、適切な対応は何か?を判断できるため、より良い人間関係を築くことができます。

そして、感情をコントロールできるようになることで、ストレスや不快な感情もコントロールすることができます。これにより、人間関係やコミュニケーションの際に、冷静に対応することができ、トラブルをできるだけ最小限に抑えることができます。

非認知能力を高めることは、対人コミュニケーションにおいて感情を理解し、自身の感情をコントロールし、信頼関係を築くことができるため、人間関係の改善・向上にふさわしい能力とも言えるでしょう。

※1…行動や評価の原因を自己や他人のどこに求めるかという教育心理学の概念。

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