佐藤晋也：「うまくいかないのがデフォルト」 佐藤晋也のマーケティング思考回路
たった一つのWebページで10億円を売上げを作る佐藤 晋也さん。現在、株式会社OnLineの最高マーケティング責任者（Chief Marketing Officer）として活躍されていますが、これまで経験や経緯について語っていただきました。
（インタビューは、2021年10月 社内広報誌 “OffLine” に掲載されたものです）
目次
1. ダイレクトレスポンスマーケティング・コピーライティングのスペシャリストになるまでの経緯を教えてください。
僕は、もともと、「ブログを書く」というところから始めました。
17、8年前の話だと思いますが、当時初めてパソコンを買いまして、インターネットができる状況になりました。
当時ちょうどブログが流行り始めた時期でして、これといった趣味もなかった僕もブログを始めました。
当時のブログは何か専門的な内容を発信するというより、日記を書く程度の媒体だったのですが、僕も同じように日記だったり、他愛もない記事を投稿していたんです。
そもそも当時はブログを書いている人の絶対数も少なかったので、ただ書いてれば読者が増えるような状態。そのアクセス数が増えるのが楽しくて、『もっと見てる人が楽しめる内容を書こう！』みたいな感じで取り組んでいたと思います。
そんなある日、『ブログにバナー広告を載せてもらえませんか？』というメールが届きました。
掲載料は1ヶ月1,200円。
たった1,200円でしたが、僕にとってこれはとても大きな人生の転機で、給料以外のお金を初めて自分で稼いだ経験になりました。
単純な僕は『ブログ1個で1,200円なら、ブログ100個作れば12万円やん！生活できるやん！』と思ったわけです。
まだ独身でしたから、ブログを100個作るために退職（笑）今考えると頭がおかしい選択ですが、1人だし、何とかなるだろうと思えたんです。
そこから生活費を自分で稼がなくてはならないので、本当にブログ100個作ることに着手。結局100個も作ってないですが、いろいろGoogleで調べて試してを繰り返していくうちに、いつのまにかホームページを作れるようになっていました。
そうなってからは、しょぼいホームページの会社を見つけてはメールで営業をかけて、ホームページ制作と保守、運用を月額いくらで請け負うようになり、3年ほどで年商1,000万円に届いたと思います。
2. 確か晋也さんは、NLP、催眠療法、コーチングなど心理系の資格を複数持っていらっしゃいますが、なぜ資格を取ろうと思ったんですか？
これまでお話したように、年商も1,000万円くらいあって、浪費するタイプではないので、お金は結構たまっていったんです。
ただ、本当にパソコン一台あればできてしまう仕事なので、家で仕事して、どこにも行かない。住んでたマンションの一階にコンビニが入ってたので、1ヶ月のうち外出するのがマンションの一階にあるコンビニだけ。みたいな生活になってしまいました。
あと、Web制作に飽きてきてたのもあり、『こんな生活は良くないなぁ、、、何か人と関わる仕事をしよう！』と思い立ち、心理系の資格を取ることにしました。
それを仕事にするには資格が必要だと思ってましたし、結構良い資格があれば、名刺に資格名を書いてれば『凄い資格をお持ちですね！お願いします！』となると思っていました。
でも全然そんなことはなかったですね（笑）
その2年で稼げた額は18万円（9万円×2人）です。しかもどちらも資格関係なしのWeb制作関係という、、、
資格取得代、旅費、交通費と生活を合わせて貯蓄してあった1,000万円ちょっとのお金も2年足らずで綺麗に溶けて無くなりました（笑）
あれ？なんか思ってたのと違う！このままではヤバいんじゃないか？と思い始めた頃に、株式会社OnLineが開催したある講座に出会いました。
3. 株式会社OnLineで働くまでの経緯を教えて頂けますか？
株式会社OnLineが開催した講座の期間中に806万円稼ぎ、『これはいけるぞ！』という手応えを得ました。
実際、卒業してからも3〜4ヶ月で追加で700万円くらい稼ぎましたし、『もうこれは一生、お金に困ることはないな』という感覚だったのですが、そんな時に当時、その講座の講師でもあった、株式会社OnLine代表の白石に『一緒にやりませんか？』と声をかけていただき、喜んでジョインしました。
1人なら問題なくお金を稼いでいけるけど、もう1人でやっていくことには飽きが来てたのと、単純に一緒に何かやったほうが面白そうだ！と思ったからです。
現在は、株式会社OnLineで、ビジネス設計、企画立案、プロモーション、ライティングのコンサルタント・講師として、活動をしています。
また、自社のマーケターを育成しながら、僕自身も、最前線で働いています。
4. 「うまくいかないのがデフォルト」ということですが、どういうことですか。
凄い人や自分より進んでいる人を見ると、自分にはできないなと思うことってありませんか？実は、僕にはこの思考がなくて。うまくいっている人を見ると、できないと思うより、「頑張ったらなんとかなるじゃないか？」と考え、物事に取り組んでいます。
それに、何かを始める時って、やったことないから、うまく行かないことは当たり前ですよね。
僕にとって、すぐにできるようになることが大切なことではなくて、大切なのは、昨日よりも今日、今日よりも明日、成長しているということが大切だと考えています。
いつかできるようになるからと思っているから、努力をする。その繰り返し。だから、継続をすることができているし、結果も出ているのかなと感じています。
5. とても忙しいそうですが、普段息抜きの時は何をされますか？
何もしないですね。ただソファに座って、見てもいない海外動画を延々にぼーっとしてみています。脳のメモリー開放が必要ですから。（笑）
6. 晋也さんにとって、株式会社OnLineとは？
アットホームです。自由度が高い。来なくてもいいですし、極端にいうと仕事しなくていいし、全て自己責任です。自由と責任が共にある会社です。
6. 最後に、ビジネスを始めたい人に一言をお願いします。
まずは、「リカレントビジネス・カレッジ」にきてください（笑）
と、言うのも、ビジネスの肝はセールスなので、セールスができないと、売り上げを作ることができないです。「リカレントビジネス・カレッジ」ではセールスをトレーニングするカリキュラムがあるので、まずは、セールスができるようになることが大切だと思います。
正直、これだけで年商1,000万円ぐらいまでは行くので、次の段階として、ライティングやマーケティングを学ぶといいかなと思います。
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