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“非認知能力”ってなに?21世紀の成功に欠かせない能力の意味と育成法

更新日 2023.8.10

最近、よく耳にするようになった“非認知能力”この能力が注目され始めたのは、ここ最近の話ではないということをあなたはご存じでしたか?

実は8年前の2015年にOECD(経済協力開発機構)が“21世紀型能力”として定義づけたことで、この非認知能力が注目され始め、今日まで研究が行われてきました。ですが、非認知能力に関しての情報は多くはなく、

「非認知能力って何?」
「なんで非認知能力を伸ばすと成功しやすくなるの?」
「非認知能力を伸ばしたいけど、どうしたらいいかわからない」


こんな疑問や悩みを持たれる方も少なくありません。この記事では、日本生涯学習総合研究所の研究結果を元に「非認知能力の基本要素」「非認知能力の重要性」「非認知能力を伸ばすための具体的な方法やアプローチ」などを中心にご紹介していきます。
今回の記事を読むことで、非認知能力の全体像が理解でき、非認知能力を伸ばすきっかけになるかと思います。

非認知能力の基礎要素:21世紀の成功に必要なスキル

まずは、非認知能力とは一体何なのか見ていきましょう。

非認知能力とは、知識や技能といった認知的な能力以外の、人間の行動や思考に関わる能力のことを指す。


具体的には、非認知能力は以下の17の基礎要素に分類されます。

【参考:一般財団法人 日本生涯学習総合研究所:「非認知能力」の概念に関する考察<集約版>

これらの能力は社会生活において重要な役割を果たしており、21世紀では社会・経済が急激に変化し続け、その変化に対応するためにも認知能力と合わせてバランスよく育てることがこれまでよりも重要な要素になっていきます。


その中でも、まず自己管理は重要な要素となります。自己管理とは、自分自身の行動や感情を律し、目標に向かって効果的に行動する能力です。時間管理や優先順位の設定、自己啓発など、自分自身を効率的に管理するためのスキルが必要です。

次に、コミュニケーション能力が挙げられます。非認知能力を活かすためには、他者と円滑なコミュニケーションを図ることが重要です。効果的な対話や協力関係の構築を通じて、相互理解や協働のスキルを磨く必要があります。

さらに、柔軟性や適応力も非認知能力の基礎的な要素です。現代社会では、環境の変化が速く、予測不可能な状況が生じることがあります。そのため、柔軟に対応し、新たな状況に適応する能力が求められます。

これらの基礎的な要素を持つことで、変化の激しい21世紀の成功への道を切り拓くことができ、その他の非認知能力も総合的に発展させることで、自己成長やキャリアの発展を促すことができます。

非認知能力の効果的な育成方法:自己管理とコミュニケーションが鍵となる


ひとえに非認知能力を伸ばすと言っても、すべてをバランスよく伸ばしていくことは非常に困難で時間を要することになります。そこで、この章では非認知能力の最も効果的な育成方法とそのアプローチについて解説します。

まず育成するためには、自己管理能力とコミュニケーション力を重視することが重要です。以下に基礎的な育成方法と具体的なアプローチをご紹介していきます。

自己管理:時間管理や優先順位の設定

まず、自己管理を向上させるためには、時間管理や優先順位の設定を意識しましょう。タスクや予定を整理し、優先順位を付けることで効率的に時間を使うことができます。また、時間の使い方を見直し、無駄な時間の浪費を減らすことも重要です。計画的な行動や目標設定を行うことで日常のタスクを効率的にこなすことができます。


コミュニケーション:積極的に対話や協力の機会を増やす

コミュニケーション能力を向上させるためには、積極的に対話や協力の機会を増やすことが大切です。チームプロジェクトやグループ活動に参加し、他のメンバーとの円滑なコミュニケーションを図ることで、コミュニケーション能力を鍛えることができます。他者とのコミュニケーションを通じて、相互理解や協働のスキルを養いましょう。


客観的自己評価:自己反省と他者からのフィードバックを受け入れる

また、自己反省やフィードバックの受け入れも重要です。他者からの意見やアドバイスを真摯に受け止め、自己成長のための改善点を見つけましょう。自己反省を繰り返し、自分自身を高めていくことが非認知能力の育成に繋がります。


自己管理とコミュニケーションスキルを磨くことで、21世紀の成功に向けた一歩を踏み出すことができます。また定期的な自己反省と他者からのフィードバックにより軌道修正していくことで、非認知能力を効果的に効率よく育てることができるようになるでしょう。

非認知能力の役割:21世紀における成功への道を切り拓くための重要性


21世紀において、非認知能力は成功への道を切り拓く上で重要な役割を果たします。では、なぜ非認知能力が21世紀の成功において重要なのでしょうか?その理由をご説明します。


まず、現代社会の複雑さと変化の速さにより、単に知識やスキルを持つだけでは対応しきれない状況が増えています。こうした状況において、非認知能力は新たな問題への対応や未知の状況における柔軟な対応力を養うことができます。

非認知能力は、個人の成長やキャリアの発展においても重要です。たとえば、自己管理能力が高い人は、自分自身の行動や時間を効果的に管理し、目標に向かって計画的に行動することができます。これにより、自己の成果を最大化し、成功への道を切り拓くことができます。

さらに、非認知能力は人間関係やコミュニケーションにおいても重要な役割を果たします。協調性や対話のスキルを持つ人は、他者との関係を良好に保ちながら、共同の目標を達成することができます。チームや組織内での協力や協働が求められる現代社会において、非認知能力は不可欠です。

さらに、ストレス管理や忍耐力などの非認知能力は、困難な状況や挫折に対して向き合い、継続的に努力をし続けるために重要です。21世紀の成功は、単なる短期的な成果だけでなく、持続的な成長や回復力を備えた人物によって達成されるものと言えます。

非認知能力を高めることで、個人は21世紀の成功に向けた道を切り拓くことができます。自己管理やコミュニケーション、ストレス管理などの非認知能力をバランス良く発展させることで、自己の成果や組織の成果を最大化することができます。

非認知能力の重要性を理解し、それを意識的に育成していくことは、21世紀の成功への道を切り拓く上で欠かせない要素です。

非認知能力の具体例と成功への応用:リーダーシップとストレス管理の重要性

次に、非認知能力の具体的な例や成功への応用について詳しく説明していきましょう。

非認知能力は、様々な具体的なスキルや特徴から構成されます。特に、リーダーシップとストレス管理という非認知能力の具体例が、成功への道を切り拓く上で重要な役割を果たします。以下にその重要性について詳しく解説します。

まず、リーダーシップは非認知能力の一つとして注目されています。リーダーシップとは、他の人を指導し、組織やチームを効果的に導く能力です。この能力を持つことで、ビジョンの共有や目標の達成を促進し、チームのパフォーマンスを高めることができます。

リーダーシップの要素には、コミュニケーションスキル、決断力、問題解決能力、チームビルディングなどがあります。これらのスキルを養うことで、組織やチームのリーダーとして、方向性を示し、メンバーを鼓舞することができます。

また、ストレス管理も非認知能力の一環として重要です。現代社会では、様々なストレス要因が存在し、適切なストレスの管理が求められます。ストレスを適切に認識し、自己管理の方法やストレス解消の手段を持つことで、健康な状態を保ちながら成果を上げることができます。

ストレス管理には、時間管理、リラクゼーション技法、メンタルヘルスケアなどが含まれます。自己認識や自己ケアを通じて、ストレスの影響を最小限に抑え、成果を発揮することができます。

リーダーシップとストレス管理は、成功への道を切り拓く上で密接に関連しています。リーダーシップスキルを持つことで、他者を指導し、組織やチームの成功に貢献することができます。また、ストレス管理の能力を身につけることで、困難な状況やプレッシャーに対処し、成果を出すことができます。

このように、リーダーシップとストレス管理は非認知能力の重要な要素として、21世紀の成功において不可欠です。

非認知能力の育て方:21世紀の成功をサポートするための実践的なアプローチ

非認知能力を伸ばすためには、実践的なアプローチを取り入れることが重要です。以下では、非認知能力の伸ばし方について具体的な方法をご紹介します。

1 目標設定と計画立て

非認知能力を育成するためには、まず自身の目標を明確にしましょう。目標を設定することで、具体的な方向性を持ち、努力の方向を明確にすることができます。さらに、目標を達成するための計画を立て、進捗を追跡することで、自己管理の能力を向上させることができます。

2 チャレンジを受け入れる

非認知能力を育成するためには、新たなチャレンジに積極的に取り組むことが大切です。自分のコンフォートゾーンを超えるような活動やプロジェクトに参加することで、柔軟性や成長の機会を得ることができます。挑戦を受け入れることで、ストレス耐性や自己意識などの非認知能力を発展させることができます。

3 フィードバックを活用する

自己成長には、他者からのフィードバックを活用することが重要です。自分自身の盲点や改善点に気づくために、他人の意見やアドバイスを受け入れましょう。また、自己反省を行い、振り返りの時間を設けることで、自己意識や問題解決能力を高めることができます。

学習と実践を追求する

非認知能力を育成するためには、単なる知識の獲得だけでなく、インタラクティブな学習を追求することが重要です。グループやチームでのプロジェクトやディスカッションに参加することで、協調性やコミュニケーションスキルを養うことができます。また、実践的な経験を積むために、ボランティア活動やインターンシップなどの機会を活用することもおすすめです。

5 メンターやロールモデルの存在を活かす

非認知能力の育成において、メンターやールモデルの存在は大きな助けとなります。経験豊富な人からのアドバイスや指導を受けることで、より効果的に非認知能力を伸ばすことができます。メンターからのフィードバックやサポートを受けながら、自己成長を促進しましょう。

非認知能力を育てるためには、上記の方法を組み合わせながら、継続的な努力と自己啓発を行うことが重要です。これらの実践的なアプローチを取り入れながら、自己管理や協調性、ストレス管理などの非認知能力をバランス良く向上させることが効果的です。

まとめ

非認知能力は、21世紀の成功に欠かせない要素であり、個人の成長はもちろん、組織の発展において重要な役割を果たします。この記事では、非認知能力の意味や重要性、そして具体的な伸ばし方について解説しました。

認知能力と非認知能力のバランスを取ることで、個人はより柔軟な対応力や自己管理能力を身につけることができます。リーダーシップやストレス管理など、非認知能力の具体的な要素が21世紀の成功に与える影響も明らかにしました。

成功への道を切り拓くためには、目標設定や計画立て、新たな経験への挑戦、フィードバックの活用、学習と実践の統合、そして継続的な成長と自己啓発が重要です。これらの実践的なアプローチを取り入れながら、非認知能力をバランス良く育てていきましょう。

21世紀の成功に向けては、知識やスキルだけでなく、非認知能力の発展が不可欠です。自己管理やコミュニケーション能力、ストレス管理などの非認知能力を育てることで、自己の成果や組織の成果を最大化することができます。

非認知能力の育成には時間と努力が必要ですが、自己の成長と21世紀の成功に向けて一歩を踏み出すことができます。目標を持ち、実践的なアプローチを取り入れながら、自己の非認知能力を磨いていきましょう。

最後に、非認知能力を活かし、21世紀の成功に近づくためには、絶え間ない努力と学びの姿勢が求められます。自己の成長と成果を追求しながら、非認知能力のバランスを意識し、持続的な成長を遂げることを心がけましょう。

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