驚くほど簡単!ChatGPTで質問力が向上し、知識をアップデートする方法
今日は話題のChatGPTをフル活用するための質問力を高める方法をお伝えします。質問力をアップし、効果的に情報を得ることができるようになりましょう!
質問力とは、効果的な質問を立てる能力のことです。質問の仕方によっては、欲しい情報が得られなかったり、薄っぺら〜い情報しか回答してくれない、なんてことが起きてきますね。そして、たまにトンチンカンな答えも返ってきます。
質問力を磨くことで、ChatGPTから得られる回答もより適切で役立つものになります。
目次
ChatGPTを上手に活用するための3ステップ
ChatGPTに質問するには、基礎的なテクニックが必要とされます:
- 明確な目的を持つ
- 質問はシンプルに!
- 何を学びたいかを明確にする
これらのステップを意識することで、質問力がアップし、効率的な学習が可能となります。質問力をさらに磨くために、以下のような練習が効果的です。
質問テンプレートの作成方法
1. 質問のリストを作成する
ChatGPTを利用する際、明確で具体的な質問をすることが非常に大事です。例えば:「環境問題について教えて」を聞いてしまうと、どの目線から見る環境問題や、焦点が見えてないので、なかなか欲しい答えが返ってきません。
だから、質問のリストを作成することで、思考を整理し、効果的な質問を立てる練習になります。以下のステップで質問のリストを作成してみましょう。
a. 質問の主題を決める:例えば、「環境問題」や「キャリアデザイン」など。
b. キーワードをリストアップ:主題に関連するキーワードや用語をリストアップします。
c. 質問を立てる:キーワードをもとに具体的な質問を考えます。質問の種類は、説明的なもの、原因・理由、解決策、比較、評価などがあります。
d. 優先度を付ける:質問に優先度をつけて、重要なものから取り組むようにします。
このように、テーマを決めて、一つずつ細かく考えていくと、効果的に欲しい回答がもらえて、やりたいことが整理されてる状態になります。
いい例:
テーマ:環境問題
キーワード:地球温暖化、海洋汚染、公害、絶滅危惧種など
優先度順に質問を書き出す:
- 「公害の種類を教えてください。」
- 「公害を防げる方法と環境問題の改善策を教えてください。」
- 「環境問題が絶滅危惧種にどのような影響をもたらしますか?」
- 「公害を防げることによって、絶滅危惧種へのいい影響を教えてください。」
- 「環境問題の原因と解決策を教えてください。」
悪い質問:
- 「公害について教えてください。」
具体的でない質問をすると、ChatGPTがただ持っている資料を長々と書き出しするだけになりますので、なかなか欲しい答えに近づけないこともあります。質問リストを作成する際、なるべく具体的、詳しい質問をすることが欲しい答えを抽出するコツです。
2. ディスカッションを行う
ディスカッションを行うことで、質問力やコミュニケーション力が向上します。ディスカッションを通じて、他人の意見に対して適切な質問を立てる練習を積むことで、自分の理解を深めることができます。
a. ディスカッションのテーマを選ぶ:興味を持っているトピックや学びたい分野を選びます。
- 「環境問題についてディスカッションしましょう。」
b. 参加者を集める:友人、同僚、またはオンライン上のコミュニティなどから参加者を募ります。
- 「これから、同僚3人でディスカッションを行います。あなたの立場は環境問題について詳しくて、かつ環境を守る立場です。」
c. ルールを設定する:ディスカッションの進行方法や参加者が守るべきルールを明確にします。
- 「ルール:あなたは先に発言します。そして、私の回答によって、フィードバックしてからご自身の意見を述べます。」
d. 質問や意見をシェアする:ディスカッション中に自分の意見を表明し、他人の意見に対して質問を立てることで、理解を深めることができます。また、他人からの質問に対して回答することで、自分の意見を明確にする練習にもなります。
- 「私の意見を反対する場合、その理由を細かく教えてください。では、先にご意見と質問どうぞ」
3. 複数の情報源から情報を収集する
情報収集力を向上させるために、様々な情報源からデータを集めることが重要です。複数の情報源から情報を取得することで、より正確な知識を得ることができます。
a. 情報源の特定:関心事に関連する書籍、記事、研究論文、ウェブサイト、動画、ポッドキャストなど、さまざまな情報源を見つけましょう。
「環境問題について情報源を見つけるために、どのような方法がありますか?」
- 「よく検索される論文3つを教えてください。」
b. 情報の信頼性を評価:情報源が信頼できるかどうかを判断するために、著者の専門性、出版日、引用されている情報などをチェックします。
- 「情報源の信頼性を評価するために、著者の専門性、出版日、引用されている情報をスプレットシート形式にして並べてください。」
c. 情報を比較・検証:異なる情報源から得られた情報を比較・検証し、一貫性や信頼性を確認します。異なる視点や意見がある場合は、それらを比較検討することで、総合的な理解を深めることができます。
- 「今調べてくれたAとB情報、その違いとそれぞれの特徴を述べてください。」
d. 要点をまとめる:情報源から得た知識やデータを整理し、要点を抽出してまとめます。この過程で、新たな質問や疑問点が浮かんだ場合は、さらに情報収集を続けることが必要です。
- 「教えてくれた情報を1000文字以内にまとめてください。」
e. 情報を共有・議論する:得られた情報を他人と共有し、議論することで、自分の理解を確認し、他人からのフィードバックを受け取ることができます。これにより、質問力や情報収集力が向上します。
- 「私の意見は〇〇ですが、論理的に述べたい場合、どんなふうに並べ替えればいいですか?そして、他の情報を含めて、フィードバックお願いします。」
これらのアクティビティを実践することで、質問力を向上させ、他人とディスカッションを行い、複数の情報源から情報を収集する能力が向上します。これらのスキルは、知識を深めるだけでなく、問題解決や意思決定、コミュニケーションなどの日常生活や職場での様々な状況においても役立ちます。質問力を高めることで、自分の知識や理解をより広げ、他人との対話をより有意義なものにすることができます。また、情報収集力を向上させることで、正確で信頼性のある情報を得ることができ、誤った判断を避けることができます。
定期的にこれらのアクティビティを繰り返すことで、質問力や情報収集力が徐々に向上し、自分の成長やスキルの発展に繋がります。また、他人とのディスカッションを通じてコミュニケーション力も向上し、人間関係やチームワークにおいても大きな効果を発揮することが期待で切るでしょう。
ChatGPTを使いこなすとできること!
1. 職業適正診断
ChatGPTを活用することで、職業適正診断に関する情報やアドバイスを得ることができます。例えば、自分が興味を持っている職種やスキルについての質問をして、その分野に適したスキルや資格、経験を尋ねることができます。また、自分の強みや弱みについての質問をすることで、適切なキャリアアドバイスを得られる可能性があります。ただし、ChatGPTはAIであり、専門家の意見とは限らないため、あくまで参考程度に捉えることが重要です。
2. エクセル・スプレッドシートとの連携
ChatGPTを活用して、エクセルやスプレッドシートに関する質問や悩みに対する解決策を見つけることができます。具体的には、エクセルやスプレッドシートでの作業効率を向上させるショートカットキーや関数の使い方、データの整理や分析方法などについてのアドバイスを得ることができます。また、エクセルやスプレッドシートで特定の操作がうまくいかない場合や、特定の機能の使い方が分からない場合に、質問をして具体的な解決策を提案してもらうことも可能です。
ただし、ChatGPTは現時点でエクセルやスプレッドシートと直接連携する機能はありません。そのため、実際のファイルやデータにアクセスして操作することはできません。しかし、質問を工夫することで、エクセルやスプレッドシートに関する知識やスキルを向上させることができます。
例えば、以下のような質問をすることで、エクセルやスプレッドシートに関する知識を得ることができます。
- 「エクセルで条件に合ったデータを抽出する方法は?」
- 「スプレッドシートで複数のシートのデータをまとめる方法は?」
- 「エクセルでのピボットテーブルの作成方法を教えてください。」
- 「スプレッドシートで自動的に日付を入力する方法は?」
- 「エクセルでデータをグラフ化する際のポイントは?」
これらの質問を通じて、ChatGPTからエクセルやスプレッドシートに関する回答やアドバイスを得ることができます。ただし、AIであるため、ユーザーの具体的な状況やニーズに応じたアドバイスが必ずしも得られるわけではありません。そのため、ChatGPTから得た情報を利用する際には注意が必要です。また、エクセルやスプレッドシートの操作方法や機能は、バージョンやプラットフォームによって異なることがあるため、自分が使っている環境に合った情報を確認することが重要です。
まとめ
挑戦を続けることが重要であり、自分の知識やスキルが限定されていることを受け入れることも大切です。学び続ける姿勢を持ち、質問力や情報収集力を磨くことで、自己成長やキャリアの向上に繋がります。また、これらの能力は、リーダーシップやプレゼンテーション、プロジェクト管理など、さまざまな分野で役立つため、自分の可能性を広げることができるでしょう。
最後に、情報収集やディスカッションの際は、他人の意見や視点に対してオープンで尊重する姿勢を持つことが大切です。異なる意見や視点に触れることで、自分の考えを広げ、より多角的な理解が可能になります。常に学び続けることを心がけ、質問力や情報収集力を向上させることで、自分自身の知識やスキルを磨き続けましょう。
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