近年、幼児教育の分野で注目されている非認知能力は、幼少期を過ぎた子どもたちにも伸ばすことが可能です。今回は、子どもの非認知能力を育てる方法やサービスについて紹介します。

VIVITA

孫泰蔵さんが主催する子ども向けのVIVITAは、放課後に道具と材料を提供し、子どもたちが自由にものづくりができるスペースです。このユニークな環境は、子どもたちが自分のアイデアや好奇心に従って創造的なプロジェクトに取り組むことを促進します。日本の千葉県をはじめ、ハワイやシンガポールなど海外でも展開しており、多様な文化背景を持つ子どもたちが交流する機会も提供されています。

VIVITAでは、子どもたちが科学、テクノロジー、工学、芸術、デザイン、数学（STEAM）などの分野でアイデアを形にし、創造性や問題解決能力などの非認知能力を向上させることが期待されます。また、VIVITAでは、専門家によるワークショップやイベントが定期的に開催され、子どもたちは新たなスキルや知識を学び、自分の可能性を広げることができます。

子どもたちがVIVITAでの経験を通じて、チームワークやリーダーシップ、コミュニケーションスキルも向上させることができます。これらの非認知能力は、学業や将来のキャリアだけでなく、人間関係や社会での活躍にも重要な役割を果たします。VIVITAは、子どもたちにとって楽しく刺激的な場でありながら、同時に非認知能力の発達に寄与する魅力的なプラットフォームとなっています。

立命館小学校の非認知スキル育成「SDGsカリキュラム」

立命館小学校では、非認知スキルを育てる「SDGsカリキュラム」を実践しており、これは画期的な取り組みとして注目を集めています。このカリキュラムでは、子どもたちが持続可能な開発目標（SDGs）について学び、地球規模での課題解決に向けた取り組みを理解することが期待されています。また、問題解決能力や創造性、協調性、責任感、自己効力感などの非認知能力を伸ばすことも重視されています。

このようなカリキュラムを通じて、子どもたちはチームでの協力や異なる視点を持つ仲間との協働を学び、リーダーシップやコミュニケーションスキルを向上させることができます。また、持続可能な社会の実現に向けて、自分自身がどのように貢献できるかを考える機会を得ることで、自己肯定感や使命感を高めることができるでしょう。

非認知能力は子どもに特化したものであると考えられがちですが、実際には大人でも向上させることができます。子どもたちがこれらのプログラムを通じて非認知能力を伸ばすことができれば、将来的に大人になってもそのスキルを活かすことができるでしょう。そして、大人も非認知能力を高めることで、仕事や家庭での役割をより効果的に果たし、人間関係やコミュニケーションスキルの向上にも寄与することが期待されます。

立命館小学校のSDGsカリキュラムのような教育プログラムは、子どもたちだけでなく、教育者や親など関わる大人たちにも大きなインパクトを与えます。大人たちは子どもたちと一緒に学び、彼らの成長をサポートするだけでなく、自分自身の非認知能力も向上させることができます。このような相互学習のプロセスは、教育環境全体が持続可能な開発に向けて成長し、より良い未来を築くことに貢献することが期待されています。また、子どもたちと大人が共に非認知能力を高めることで、社会全体の問題解決能力や創造力が向上し、様々な課題に対処できる力を持つ世代が育つでしょう。

プログラミング教育サービス「Kids Code Club」

Kids Code Clubは、子どもたちにプログラミングスキルを教えるだけでなく、非認知能力を伸ばす要素が盛り込まれた革新的な教育サービスです。このサービスは、テクノロジーを活用した教育手法を取り入れ、子どもたちの未来に対する準備を整えることを目指しています。プロジェクトベースの学習を通じて、子どもたちはチームで協力して課題に取り組み、問題解決能力、コミュニケーション能力、創造力、持続力、そして自己調整力を養うことができます。

Kids Code Clubのカリキュラムは、現代社会で必要とされるスキルを身につけるだけでなく、自己成長や自己評価の能力も向上させることを目指しており、子どもたちが自分の適性や興味を見つける手助けをします。さらに、子どもたちが自己調整力を養うことで、学習意欲や自己管理能力が向上し、困難に遭遇した際にも柔軟に対処できるようになります。これは、今後の人生でさまざまな状況に適応し、自分のポテンシャルを最大限に発揮する力を身につける上で非常に重要な要素です。

学習意欲や自己管理能力が向上し、困難に遭遇した際にも柔軟に対処できるようになります。これは、今後の人生でさまざまな状況に適応し、自分のポテンシャルを最大限に発揮する力を身につける上で非常に重要な要素です。

このサービスは、オンラインクラスや現地の教室で提供されており、子どもたちが自分のペースで学べる環境が整っています。オンラインクラスは、地域や時間の制約を受けずに、さまざまなバックグラウンドを持つ子どもたちが共に学ぶことができます。一方、現地の教室では、対面でのコミュニケーションや協力を通じて、より深い理解や友情が築かれることが期待されます。

まとめ

子どもの非認知能力の発達は、親である大人の非認知能力と密接に関連しています。大人が自身の問題解決能力、コミュニケーション能力、創造力などの非認知能力を向上させることで、子どもたちにも良い影響を与えることができます。親が非認知能力を磨くことで、子どもたちの成長をサポートし、彼らが充実した人生を送るための基盤を築くことができるのです。大人自身が学び続けることで、子どもたちに対する理解や指導力が向上し、子どもたちの非認知能力の発達を促すことができます。

========================

弊社が運営する、「リカレントビジネス・カレッジ　基礎編」では、短期間で非認知能力を高めるスキルをワークショップ形式で体験できます。

そんな非認知能力・ビジネススキルを短期間で上げられる講座にご興味があれば、下記のボタンから基礎コースの詳細とお申込詳細をご覧ください。

そんなワークショップを運営するトレーナーたちが、どのような思いで、どんなふうにこのプログラムを運営しているのか？また、トレーナーたちはこれまでの成功体験と失敗体験から、どのようにして非認知能力を養っていったのか？ぜひ、こちらからご覧ください。

そして、参加者が講座に参加した後、今まで仕事・ビジネスがうまくいかない原因を突き止めて、そこから独立起業を一気に進めました。