企業戦士に必須!ストレス耐性を高める7つの方法
ビジネスの世界では、日々様々なストレスに晒されています。そのストレスに耐えて仕事を遂行していく「ストレス耐性」は、企業戦士にとって必須の能力です。ここでは、ストレス耐性を高める7つの実践的な方法をご紹介します。
ストレス耐性を鍛えることで、あらゆるビジネスシーンを乗り切るメンタルが養われます。頑張っていきましょう!
目次
1.セルフコントロール力を高める
感情や行動のコントロール 衝動を抑制し、行動を抑える ストレスが高まっても冷静さを保つ |
ビジネスでは、ストレスを感じる出来事が日常的に起こります。そのストレスに対し、感情的になったり衝動的に行動したりすると、状況をより悪化させてしまいます。ストレス発生時には、まず自分の感情や行動をコントロールする能力が求められます。
セルフコントロール力を高めることは、ストレスを減らす上で非常に重要です。セルフコントロール力が高まれば、ストレスから感情的になったり、衝動的な行動をとったりすることが抑制できるようになります。感情の爆発を防ぎ、行動の抑制によって状況を悪化させないようにできるのです。
また、セルフコントロール力が向上すれば、ストレスの原因となる行動、例えば悪癖などを減らすことができるようになります。ストレスを招く原因自体を除去できるようになることで、ストレスは軽減されます。加えて、セルフコントロール力の高い人は、ストレスに対処する力も高い傾向にあります。ストレスへの対処力が向上すれば、ストレスは低減化していきます。
具体的には、深呼吸をして感情を静めたり、ストレスになる前に、対策を考える、考え出すことが重要です。行動は抑制し、余裕を持って対応することを心がけましょう。セルフコントロール力は、日頃から鍛えておく必要があります。
このように、セルフコントロール力を高めることは、ストレスそのものを軽減する効果が期待できる非常に重要な能力なのです。ストレス耐性を高めたい場合には、セルフコントロール力の向上は欠かせない要素といえます。
2.前向きな捉え方がストレス耐性を高める
ネガティブ思考をコントロール 出来事をポジティブに解釈する力 可能性に希望を見出す視点 |
ストレスに遭遇した際、その出来事をネガティブに捉えがちです。しかし、出来事を前向きな視点でとらえることが大切です。例えば、プレゼンが上手くいかなかったとしても、次に生かすチャンスがあると考えることができます。
安易なネガティブ思考はストレスを増長させます。出来事にはポジティブな側面があると考え、可能性に希望を見出す前向きな姿勢がストレス耐性を高めます。自分の思考パターンを意識し、ポジティブ思考の習慣化を心がけましょう。
3.仕事とプライベートのメリハリをつける
仕事と生活のバランス 休息を取る時間の確保 ストレス発散の機会を持つ |
ストレス耐性を高めるには、仕事とプライベートのメリハリが重要です。仕事によるストレスが蓄積すると、そのストレスを発散する時間が必要です。休日にストレス発散できるプライベートな時間を確保しましょう。
また、仕事中でも小休憩を取り、リフレッシュすることが大切です。仕事に集中し過ぎるとストレスがたまりやすくなります。適度な休憩は、ストレス耐性を高める上で効果的です。
4.ストレス発散法を取り入れる
運動でストレスを発散 音楽、読書等のストレス解消法 趣味でリフレッシュ |
ストレスが蓄積した時の発散法として、運動は最適です。ジョギングや筋トレ等を行い、ストレスを運動によって発散しましょう。また、音楽を聴く、読書をする等のストレス解消法もおすすめです。
日頃からストレス発散法となる趣味を持つことも重要です。ゴルフ、料理、旅行等の趣味は、仕事のストレスを発散するのに役立ちます。ストレス発散法を上手に取り入れることで、高いストレス耐性が身につきます。
5.社内の支援システムを利用する
相談できる上司、同僚を確保 カウンセリング利用の権利を行使 メンタルヘルスの啓発に協力 |
職場にはストレスに対処するための支援システムがあります。上司や同僚に相談できる体制を確保しましょう。また、会社のカウンセリングを利用する権利があるので、必要に応じて活用しましょう。
職場全体のメンタルヘルスの啓発活動にも積極的に協力しましょう。自分一人で抱え込まずに、職場の支援を利用することが大切です。支援システムの活用が、ストレス耐性を高めます。
6.栄養と睡眠でストレス耐性アップ
バランスの良い食事を取る 睡眠時間を十分に確保する 休養をとることの重要性を認識 |
ストレス耐性を高める上で、栄養と睡眠は欠かせません。バランスの良い食事を心がけ、体力の源としましょう。ストレスが多いほど、栄養バランスには注意が必要です。また、十分な睡眠時間を確保することも重要です。
睡眠不足はストレス耐性を低下させます。休養をとることの重要性を認識し、栄養と睡眠でストレス耐性を高めましょう。こまめな休憩も効果的です。
7.ストレス軽減を図る
ストレッサーを減らす工夫 作業環境の改善に努める 事前にストレスを予測する |
ストレス耐性を高めるには、ストレスそのものを軽減することも有効です。業務の効率化でストレッサーを減らす工夫をしたり、作業環境の改善に努めることも大切です。
また、事前にストレスが予想されることをリストアップしておく「ストレス予測」もおすすめです。ストレッサーを事前に把握し、対策を立てることでストレスを軽減できます。ストレス軽減がストレス耐性の向上につながります。
このように、ストレス耐性は日々の実践によって鍛えられます。良いストレス対処法を体得し、強靱なメンタルを手に入れましょう。ストレス耐性の高い企業戦士を目指して、前向きなアプローチでストレスに打ち克つのです。
そうするために、 どのような訓練やタスクが有効なのかを考えてみました。
1. 深呼吸訓練
ストレスを感じた時や緊張した時に意識的に深呼吸をする訓練です。ゆっくりと鼻から息を吸い、口からゆっくりと吐くことを繰り返します。深く吸うことでリラックス効果が得られます。
マインドフルネス瞑想の基本的な呼吸法です。1回の深呼吸に5秒程度かけましょう。深くゆっくり吸ってゆっくり吐く呼吸を少なくとも5回繰り返します。呼吸に集中することで、気持ちが落ち着きます。
深呼吸は随時できる簡単な訓練です。会議中に息を吸ったり、電話応対中に息を吐いたりとこまめに取り入れましょう。ストレスが高まった時に深呼吸を意識することで、感情をコントロールできます。
2. ネガティブ思考ストップ訓練
ネガティブな思考が頭をよぎった時、「ストップ!」と声に出すか、強く意識する訓練です。ネガティブ思考の連鎖をここで遮断するのです。
ネガティブ思考が浮かんだら、まず「ストップ」と言葉に出すことを意識します。あるいは、黙って「ストップ!」と強く思うだけでもOKです。その後、「これは単なる思考に過ぎない」と自分に言い聞かせます。
ネガティブ思考は事実ではなく、可能性の一つに過ぎません。そう自覚することで、ネガティブ思考の影響を受けなくなります。この訓練を重ねることで、ストレス耐性は高まります。
3. ストレス書き出しタスク
日々感じるストレス要因をノートに書き出すタスクです。ストレッサーとなる出来事や人物関係等を列挙します。書き出すことで、ストレス要因が整理されます。
その上で、各ストレス要因に対する対処法を書き加えていきます。対策を立てることで、ストレスは軽減されます。書き出すことには、感情が整理される効果もあります。
毎日のようにストレス要因を書き出す習慣をつけましょう。書くことで気持ちがラクになり、時間が経つにつれストレスが軽減されていくはずです。
以上のように、これら3つのタスクを実践することで、確実にストレス耐性は高められます。小さな努力の積み重ねが大きな力となります。
まとめ
日々の小さな実践の積み重ねがストレス耐性を高めるのです。
まずは自分の感情や行動を制御する力から。物事を前向きに捉える視点も大切です仕事と生活のメリハリ、ストレス発散法の実践も欠かせません。職場のサポートを活用し、栄養と睡眠で体力をつけましょう。できることから始め、小さな努力を重ねることでストレス耐性は自然と培われていきます。
ストレスに打ち勝つ強靱なメンタルは、日々の実践があってこそ、元気な企業戦士を目指し、ストレス耐性向上に取り組みましょう。
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そんな産学連携プロジェクトはどんな経緯で始まって、弊社代表白石と九州産業大学の聞間理教授が対談でお伝えします。