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【卒業生インタビュー84 北 真盛さん】人事部で培った経験が活き、予想していなかった仕事を個人で依頼されるようになった

どんな方が、どんな想いで受講して、卒業後にどんな人生を歩んでいるのか?本インタビューを通して、お届けいたします。

今回は、39期(2024年)卒業、人事部長としての経験を活かして個人で活動できないか考えていた北さん。弊社の講座を受講したことをきっかけに人との話し方が変わって、今では自分の意図してなかったようなお仕事まで個人で依頼されるようになった北 真盛さんにお話しをお聞きします。

(2024年4月現在)

1.講座に参加する前の状況を教えてください

講座に参加する前の状況は、会社で人事部長をしていて、私の上司は社長1人しかいませんでした。会社のナンバー2というポジションで人事部長をしていたのですが、人事が1人しかいない会社だったので、250人規模の従業員採用から育成、定着、いろんな制度設計まで、すべてを自分1人で担っている状況でした。当然ながら評価制度や処遇制度も全部自分が0から構築して、どうしたら従業員満足度を上げていけるか、従業員にどれだけ利益を還元できるかと考えながら、公平性が認められるようなものを構築して運用をしていました。 

会社自体は毎年、当期純利益でも十分な利益を出し続けていたのですが、従業員に還元されないという時代がコロナが始まった2020年あたりから数年間続きました。自分の給料がどうというよりも他の社員たちの給料がなかなか増えなかったので、何のための制度設計だったんだろうと悔しい思いをしました。それをきっかけに、自分が今まで培ってきたものを会社に貢献するのではなく、個人で活動して必要としている方々に届けたいなという思いが膨らんできました。

それで2020年の下半期のあたりから、会社には内緒でこっそりフリーランス活動を始めました。その時にいろんな異業種交流会や、会社の社長さんや経営人が集まる飲み会みたいなものにしょっちゅう顔を出して、いろんな方と顔見知りになっていきました。その中で本当にラッキーだったんですけど、偶然フリーランス活動初年度スタートアップの時に1件契約を取ることができました。その時からずっと人事コンサルという形でその企業と関わるようになっていきました。本業でやっていたことをそのまま副業でも表現したら思うように成果が出たと言いますか、それが1つ自分の中でも自信になりました。

頭の片隅で「独立・起業したいな」という淡い気持ちが出てきたのが2020〜21年ぐらいのことでした。その後コロナも落ち着いてきて会社の業績は上がっていて、社員もやめない会社になってきて、これだけの成果を出しているのになぜ我々に還元してくれないんだという会社に対する不満が強く出ていました。そこで転職を1つ決意したんですが、それと同時に独立開業という道も模索していたときに、この講座の広告に出会いましたね。

自分は人事部長として従業員との面談も年間で数百件ぐらい実施していたので、独学でコーチングやNLPについても勉強していました。だからこの講座でやってることは自分にドンピシャにはまったところがあります。 それで、基礎講座の前の無料のセミナーへの参加を決めたという流れになります。

2.講座に参加したきっかけは?

キーワードで刺さったのが自己認識力です。やっぱり自分自身のことって知ってる ようで知らないなと思いました。私自身もそうなんですけど、自分はどういう時に感情が揺れるのかとか、どういう時にイラっとするのか、どういう時に喜んだり楽しむのかというのをわかってるようで案外わかってないなと思ったんです。そこで自己認識力っていうキーワードが自分にズバっと刺さって、自分を知って初めて人に貢献できるようなステップが踏めるんじゃないかなっていう大きな期待感がその当時はありました。

3.基礎編で学んだ「非認知能力」の内容はいかがでしたか?

表現としてちょっとチープかもしれませんが、率直に楽しかったです。楽しいし、こうやって自分を知っていく段取りがあるのかっていうのを知って、非認知能力を体型的に学んだような感覚がありましたね。

当時の会社は従業が250人いたので、やはりいろんなところで小さなものから大きなものまでいろんなトラブルがつきものでした。特に多かったのは人間関係のトラブルですね。その相談を受けた時に「もっと違う視点で物事を見たらどうなのか」ということを面談の中で使ってみたんです。すると争ってる当事者が違う視点に気がついて争いが収まるとか、「自分の主張が間違ってたんですね。すみません。」というふうに反省するとか、建設的な会話ができるような組織体になっていったんじゃないかなっていうのは実感としてありますね。

4.基礎編の後、実戦編に参加されて、講座期間中に稼いだ金額を教えてください

クライアントは全部で4件になります。法人が2件と個人が2件の計4件で、トータルの売上金額で言うと636万円でした。

5.講座期間中は、どのように過ごしましたか?

とにかく苦しかったですね。苦しいし、逃げたくなりましたし、もうやめたいって思ったのが正直なところです。「もっとストレスなく自分のペースへ進めたらいいのにな」、「なんでこの何週間の間でこんなにいろんなサポータートレーナーの方から煽られなきゃいけないんだろう」みたいな、そういう正直な思いもありました。でも周りの方たちが自分のために一生懸命動いてくれてるっていうのも十分わかっていたので、これに答えなきゃいけない、恩返しするためには結果で示してあげなきゃいけないっていうような自分の中の正義感みたいな気持ちも同時進行でありました。それでなんとか来れたかなというような感じですね。

6.この講座で学んだことは?

やはり一番残ってるのは一人じゃ何もできないっていうところですね。結果としてチャレンジ期間に稼いだ636万円っていうのは、ランキング的には同期の39期の中で1位にはなったんですが、これは決して自分一人の力じゃないと思っています。皆さんがこんな自分に一生懸命関わってくれたから自分も重い腰を上げて動けたところもありました。何か大きなことを成し遂げる時は、絶対一人では無理なんだろうなと思います。だからこそチームを組んだり、会社を作って人を雇って組織として動いたりというところがとても大切なことなんだろうなっていうのが一番の学びになります。

7.この講座で学んだことをどのように活かしていますか?

今はやはり一人じゃ無理だというところは十分わかったので、いろんな仲間と関わるようにしています。 ただその関わり方としてはオンラインでの関わり方ではなくリアルでの関わり方を大事にしています。今宮城県仙台市に住んでいるんですが、仙台市の起業家コミュニティで知り合った方とか、昔通っていた異業種交流会で知り合った社長さんとか、いろんな方ととにかくリアルで会うっていうところを心がけて一生懸命やっています。だからこの講座のFacebookグループとかもありますが、実はそっちの方はなかなか情報発信できていません。連絡がくれば当然お返しするんですが、なかなか自分の方から連絡をすることに少し行動が鈍くなっているので反省点でもあります。でも自分にとって今一番いいと思えるものは、リアルに会ってそこからパワーやエネルギーをもらうことなので、そこを一生懸命頑張っていますね。

話し方に以前と違いが出ていると感じるのは、端的に言えばマウント取らなくなったことですね。以前だと当然周りは会社を経営されている社長さんや、起業何年目ですみたいな方たちで、自分よりすごい人たちがたくさんいたんですが、どこかで負けたくないという気持ちがありました。自分のこれまでの功績を語ってやろうみたいな気持ちがあり、言葉の端々でマウントを取るような言葉が出ていたんですが、今はこれがまったくないと思います。この人たちに勝とうと思わなくなりましたね。この人たちとどう一緒に歩いていけるかな、どういう形で共同できるかな、どういうふうにギブできるかなという一歩引いた目線で人を見るようになりました。

マウントを取らなくなった効果はめちゃめちゃあります。自分が意図していないオファーが来るようになりました。副業で人事コンサルはやっていますし、この講座でコーチングセッションも学びました。それも仕事の1つとして今も継続しているんですが、自分の商品サービスなのに全然違うオファーが来るんですね。例えばセールスの手伝いをしてほしいとかです。この講座でも「セールスは貢献」なんていう話もあってそこと通ずる部分もありますが、どうやってクロージングして制約率を上げるかみたいなところを自分は売りにはしてなかったんですけど、こういうところで力になってほしいと、セールスサポーターみたいな立ち位置で完全出来高制での契約を取れたこともありました。

それから、未だにビビってるのが会員制事業をやっている企業さんで1,000社のその会員様がいらっしゃるプラットフォームの中で無料講演会をやってもらえませんかと言われ、1,000社の前で話す機会をいただくことができたんです。具体的な日程はこれから決めるんですけど、おそらく4月5月とか春から夏にかけてを計画していて、これがちょっとビビってます。どうしよう、何を話そうという感じで。講演会自体は無料なので自分にとっては1円にもならないんですが、1,000社に対して自分を知ってもらえることは非常に大きなチャンスだなと思っています。ここでどういう話をチョイスして、どんなふうに相手の変化につなげることができて、自分のバックエンドにつなげていこうかなと考えています。この講座で学ぶ内容だと、「人助けビジネス」はとにかくターゲットは全員じゃないですか。全世界のありとあらゆる人たちがターゲットだったので、とても難しいなと思って今とても苦労しています。

8.改めて、講座に参加してみていかがでしたか?

最高の時間でしたね。とにかく39期のメンバーと一緒に走ったあの数ヶ月間はとても楽しかったし、あっという間に過ぎていきました。なんで卒業があるんですかというぐらい、あのままずっと権藤トレーナーが講座やってくださいみたいな感じでいますね。というのも、講座が終わってからなんとなく心にぽっかり穴が開いたというか、ちょっとスピードが落ちた感覚もありましたし、瞑想した時間もありました。講座が終わることによって、逆V字みたいな感じで一瞬落ちた時期もあったので、もう卒業なんてなければよかったのにっていうのが率直な感想ですかね。

9.最後に一言

おそらく自分の人生を変えたいとか、何か変わりたいとかそういう思いのある人がこの講座の広告に出会うんだと思います。そういう時に考えてほしいのが、やっぱり1人では無理だよというところです。じゃあ1人が無理なら今度は誰から学ぶか、どこで学ぶかがとても大切だと思います。世の中には詐欺みたいなものもありますし、全然結果出てないのにコンサルタントですとか言ってるようなことも往々にしてあります。誰にどこで学ぶかという選択肢を間違えると、本当にお金だけを失うような、借金して終わってしまうような人生が待っているので、そういうふうにはなってほしくないです。じゃあどこを選べばいいんですかと言ったら、まずこの講座は絶対正解だよと言えます。同じ50万でも100万でも、お金を投資するのであれば、周りのことはどうでもいいからまずこの講座に行ってこいと思います。そこで学んだ先に、また次はこういうことを学ぼうみたいな意欲も湧いてくるかもしれないですし、まず最初の一歩としてこの講座に参加するのは絶対正解だから騙されたと思ってここに行けよというのが自分からのメッセージですね。

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