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権藤 武左志:「今までの経験をすべて活かして、夢を見ていこう」

更新日 2023.7.3

弊社が運営する『リカレントビジネス・カレッジの講師 権藤 武左志がどんな想いで、どんな風にこのプロジェクトを見ているのか。インタビューを通してお届けします。

(2022年2月現在)

1. 1人でも成果を出せているのに、どうしてトレーナーの道を選ばれたのでしょうか。

個人で何かをやっていく力はあるんですが、やっぱり個人の影響力よりも、トレーナーをやることによって多くの人に利益を与えられると感じています。

その数の差がやっぱり一番大きなポイントかなと思っていまして、伝えたいこともありますし、今の社会で一生懸命頑張って努力している人たちに本当に知ってもらいたいことが沢山あるんですよね。

でもそれが個人で多くの人に伝えきれるのかというと、それは僕の実力不足もあるとは思うんですけども、個人で広げていく量と範囲が非常に狭いので、「講師」という形で広げていくのが一番速いと思っています。

2. 具体的に伝えたいことはなんですか?

僕の経験でもあるのですが、人には必ず可能性があると思うんです。世の中の今の状況ですと、例えば勤めている会社の環境にいることで、どうしても自分のことを「ダメなんじゃないかな」とか、「もうここで終わりなんじゃないかなあ」とか、どうしても自分の可能性がなくなってしまうんじゃないかといった感覚もあると思うんですね。

実際に僕自身がそうで、昔は自分の可能性を信じることができたにもかかわらず、大人になって社会に出て、イマイチ信じられなくなった。昔に思い描いていた理想の大人には、全然近づけないなという思いがあって。でも、諦めたくないという思いも少なからず、皆さんにはあると思うんですよね。

だからそういったものを諦めないで欲しい、必ずあるんだよ、と伝えたい。

そして、今 、もし、そう感じているのであれば、間違いなく、世の中に貢献できるものであったり、世の中や社会に価値を与えられる、それぐらいの大きな可能性があるんだということを伝えていきたいのです。

もう一つは、僕自身もそうだったんですが、僕は小学校から大学まで、ずっとラグビーをやってきて、どちらかというと、勉強はそんなにしてこなかったんですね。ただ、それはラグビーのことが大好きで、一生懸命やっていくということにコミットしていたからなんですけれども、それがいざ社会に出てしまうと、やっぱり勉強してきたとか学んでいたとか、学歴だとか、そういったものが大事な雰囲気があるんですよね。

そうなると僕自身「勉強してこなかったから」「馬鹿だから」とか、そういった思いを持ってしまって、結局これまでの経験を活かさずに、そこから「馬鹿は馬鹿なりに頑張らなきゃ」といった感じで、自分のことを過小評価し、そして、自分の可能性を潰すような努力の仕方をしてしまって、自分のことを大切にできないような頑張り方をしてしまったんです。そういう頑張り方をしている人を、僕自身個人でやっている時も多く見てきたなっていう印象があるので、勉強だけではなくて、僕たちがこれまで生きてきた人生の経験の中に、間違いなく、色々な関係が生まれる価値があるということ、社会に貢献できるような価値があるということを、こういうものを活かして欲しいなと思っています。

だから、そういったものに気づいて、そういったものを伝えていきたいですね。

3. スポーツで努力されてきた方に向けて伝えたいことありますか。

僕の同級生もスポーツに打ち込んできた方が多いですし、やっぱりそういう知り合いが多いんです。スポーツを一生懸命やってきて、ただ、何らかの理由で、僕みたいに怪我で引退してしまうケースもあれば、年齢的なもので引退したケースもあります。

引退した後、スポーツを辞めた後の選手たちの姿を見て、一番悲しくなるのは「これまで勉強してこなかったし、馬鹿だから、もうここから先、夢を見るのは諦める」という言葉をすごく聞くんですよね。「真面目に生きる」って、凄くもったいないなと思っているんですよ。

僕自身ビジネスに取り組んでいますが、上手く行っているところについて、なぜ上手くいっているのか?というと、今までのラグビーの経験から学んできたことを、ちゃんと活かせているからこそなんですよね。

僕もそれを活かすことができない時期がありまして、それはなぜかといいますと、やっぱり世の中どうしてもスポーツしかやってこなかった人は、「馬鹿だ」とか、「脳みそが筋肉だ」とか言われてしまって、僕らはそれを受け入れてしまうんですよね。事実、ある面はそうだから。

でも、人生というのは積み重ねなので、やっぱり経験を積み重ねていくことが大事ですから、今じゃスポーツをやってこなかった人たちは勉強だとか、そういったものを積み重ねた上でそのままやっていますよね。

だから、社会に出てスッと成果を出せたりだとか、社会で活躍するっていうことはできるんですけど、スポーツの経験が社会で活かせないのかとか、勉強、仕事で活かせないのか、というとそうではないんですよね。

大事なのはそれまでの生き方であったり、考え方であったりして、何を体験して、何を学んだかが大事なので、スポーツを辞めたとしても、ビジネスをやるっていうことで、また勉強して積み重ねていくということができたら、大きな成果が掴めると思うんですね。

ただ今の世の中は、大人になって勉強するというのが、日本ではあんまり認知されてないというか、アジア一学ばない国だと言われてるので、やっぱり大学終わったら勉強する風習があまりないので、そこから勉強すれば間違いなく力を尽くし、成果を出せるはずなんですよ。

だから、それってスポーツやってきて、もし諦めたり、何か我慢したりして、これまで遊んできたみたいな感覚があって、好きなことだけやってきて、ここから先はそれをやめて、真面目にやらなきゃいけないという風に思うのであれば、「それは違うよ」と言いたいのです。

もうそういうことではなくて、今までの経験を活かして、さらに大きな夢であったりだとか、皆さんにしか作れないものがある。それを作っていくという方にフォーカスをしてもらいたいなと思います。

4.ご自身のビジョンはどんな風にこのプロジェクトに反映されますか?

僕が最終的に講師を続けて、広げていきたいビジョンは、大人が「夢を生きている」こと。

「夢を生きる」大人たちを増やすことで、自分の夢にワクワクしながら生きている姿を、自分の子供たちに、次世代に、背中を見せられる大人たちを増やすこと。「大人ってこんなに楽しいんだぜ」とか、世の中、「大人になるとこんなに色々できるようになるんだぜ」というような背中を見せることで、子供たちが「早く大人になりたい」、「あんな人になりたいな」と思うのです。

僕らの小さいときに、芸能人に憧れたり、テレビに映る人であったり、僕だったらスポーツ選手だったりして、やっぱり小さい時に憧れた人はいると思うんですね。

だから、そういう憧れられるようなカッコイイ大人たちを世の中に多く輩出していきたいと思っています。

5. 印象に残る受講生がいらっしゃるのであれば、教えてください。

この『リカレントビジネス・カレッジ』で自分の力で稼ぐということにチャレンジをしていくんですが、最初、自分で稼いでいることでお金を得る、契約をいただくという体験がずっとできずに、一生懸命取り組むのですが契約にならないというケースが15連チャン続いたんですよ。でも、一切諦めなかったんですよね。

「こうなりたい」という自分があって、そしてそういう自分になるんだっていう思いが強くて、一切諦めずに、そこから一気に売上546万円ぐらいまで駆け抜けた、そういう受講生がいたんですよね。

その方はそれぐらい自分の可能性も信じていましたし、自分の夢を諦めずにやりきったからこそ、今でもずっと活躍されているんですね。

その姿はやっぱり忘れられないなと思いますね。

6. 権藤さんにとって、「じぶんブランド!」とは。

「じぶんブランド!」は、やっぱり自分が生きてきた歴史だと思っています。そう、これまで、生まれてから今日まで生きてきた歴史が、人それぞれあると思うんですけども、その中に、いいことがあれば、悔しかったこと、悲しかったこと、嫌な思い出などの経験があると思うんです。

それも全部価値になる。

人はどうしてもネガティブな体験、思い出に関して、あんまり良しと捉えないですけども、そこにすごく自分をブランド化していくような要素がたくさんあって、その自分のこれまで生きてきたこの生き様にちゃんと誇りを持つ、堂々と胸張って生きていくということが、自分自身をブランド化していくことに繋がるなと思うので、僕はそれが「じぶんブランド!」だと思いますね。

7. 最後に、参加者へのメッセージをお願いします。

とにかく大きな夢を描いてほしいですね。この自分が本当に心から欲しいと。

自分自身に制限をかけている可能性の方が実は多くて、こういう風になりたいなと思っても、「いやいや、私なんてまだまだ」とか「まだ頑張ってないから」とか、「その実力ないもん」って思うかもしれないですけど、そういう風に思ってしまっているにであれば、それは叶わないものですよ、残念ですが。

だからこそ、思いっきり、自分が「最高だな!」と言えるような、そんな大きな夢を描いて欲しいなと思っています。

トレーナーインタビュー:

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