遠慮しがちな人は仕事ができない?
こんにちは!株式会社OnLineの森口です。
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「配慮はいるけど、遠慮はいらないからね」
入社して間もない私にそう助言をしてくれた方がいました。
あなたは、この言葉がどんな意味を持つのか想像できますか?
私は正直、きちんと理解できるまでにかなり時間がかかりました。
今日はこの言葉について、自分の体験を踏まえた上で考えてみたので
ぜひ、シェアさせてください🎐
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まず、配慮と遠慮はそれぞれ、このように定義されています。
配慮:気遣いのこもった取り計らいをすること
遠慮:人に対して、言葉や行動を慎み控えること
一見どちらも周り(相手)に気を遣う言葉に思えますが、
そこには明確な違いがあったのです。
■メインは誰なのか?
配慮は、定義されている通り
相手を気遣った上での行動という意味で、行動における考え方が「相手」中心です。
では遠慮というのは、一体どういう時にするのでしょうか?
「しつこいと思われたくないから…」
「嫌われるかもしれないし…」
「誘われたけど、私が行ったところで…」
そういった理由で、
『やめておく』という選択肢を取ることは、よくあることですよね。
私が思うに、遠慮をする時は
自分が責任を負いたくない時や自分に自信がない時だと思います。
これって結局は
「自己防衛」のために人に対する自分の言動を控える
ということなんです。
こうやって文字にするとすごくネガティブな感じになりますね^^;
配慮と遠慮では
「相手」中心の行動か、「自分」中心の行動か
という違いがあることが明確になりました。
ここからは私の実体験なのですが
入社して間もない頃、先輩方が忙しそうにしてる時に
「手伝って欲しいことがあるけど、今声をかけるのは申し訳ないから後で頼もう。」
「報告や連絡をしすぎると迷惑になるかもしれないから、やめておこう。」
といったことをよく考えていました。
今思えばこれらは全て、
「迷惑だと思われたくないからやめておく」という、利己的な考えに基づく遠慮でした。
遠慮をしてしまうせいで自分の仕事もスムーズに進められず、どうしよう…と焦っていました。
そんな時に、冒頭で述べた
「配慮はいるけど遠慮はいらないからね」という言葉をかけてもらったんです。
言葉の意味を理解できてからは
今までの行動や考え方…何もかも、すごく考えさせられました。
もしかしたら私は、「遠慮」することも、人のためだと思っていたのかもしれません。
あの時、この言葉をかけてもらえていなかったら
忙しそうな先輩に対して遠慮をし続けて、
後々自分の仕事が間に合わなくなってしまっていたり…
最悪、その仕事の遅延で周りにも迷惑をかけてしまっていたり…
考えただけでも…怖い😹
あのまま遠慮を続けていると、自分で自分の首を絞めることになっていたと思います。
■行動の裏の考え方
人の行動の裏には、何かしら考えがあります。
逆を言えば、人は考え方が変わると行動も変わってくるのです。
私は、「配慮」と「遠慮」の違いを身をもって学べたことで
相手のことを考えながらも、きちんと自分の意見を言ったり、
素直にお願いしたりできるようになりました。
そして何より、思っていることを素直に伝えられるようになったため
一緒に仕事を進めている人たちとのコミュニケーションが、より円滑になった気がします😊
「配慮はいるけど遠慮はいらない」
あなたの仕事や生活の中でも、この言葉が役に立つ日が来るかもしれません。
ぜひ頭の片隅に置いておいてください✨
📝森口菜々子