『月の立つ林で』
こんにちは!
株式会社OnLineの川原響希です。
先週の金曜は十五夜でしたね^^
あなたは、月を見上げることができましたか?
ちなみに、私は風邪を引いてそれどころではありませんでした。。。
さて、今日はそんな月を題材に描かれた素敵な作品をご紹介します。
青山美智子さんの『月の立つ林で』という作品です。
今年の本屋大賞にノミネートされていたので知っている方も多いかもしれませんね。
この作品はタケトリ・オキナという男性のポッドキャストを
聞いている人たちの短編集からできています。
物語は一つにまとまっていくのですが、そのラストに衝撃を受けます。
この物語の中には、月にまつわる綺麗な文章が何度も出てきます。
たとえば、
「月は、自分があんなに光ってるなんて、知らないでいるんじゃないかと思う。
穴だらけのゴツゴツした我が身を憂うことはあっても、
人を喜ばせて愛されているなんて本人はわかっていないんじゃないかと思う。」
なんて言葉がありました。
たしかに地球から見ると美しく光って見える月でも、
実際はゴツゴツしていてとても綺麗とは程遠いです。
さすが青山美智子さん。着眼点が他人とは違います。
この月の話は、作中では人間にも同じだと考えられています。
自分も月のように、
『自覚していないだけで実は周りからは素敵な存在だと認識されている』
ということです。
たとえ叶っていなくても夢を持っていたり努力していたりする姿は
周囲の人から輝いてみえますよね。
本人はまだ叶っていないからとか
努力している姿はあまり見せたくないとかあるかもしれませんが、
そんなの関係なく素敵ですよね^^
作中には、『夢は叶うことが全てではない』という旨のことも書かれています。
たとえ叶っていなくてもあなたが夢を持っているだけで、
周りから見えるあなたは輝いているかもしれません。
だから、もしあなたが夢を持っていたり追いかけたりしているなら
ぜひ胸を張ってください。
そして後ひと押し、夢に向かって背中を押してほしいと思ったら、
ぜひ青山美智子さんの『月の立つ林で』を読んでみてください。
きっと元気がもらえますよ!
PS.
弊社の講座に参加したことをきっかけに、
自分の夢を新たに追うことができるようになったと語る塚田さん。
彼女に一体どんな変化があったのでしょうか?
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