【推しの子】
こんにちは!
株式会社OnLineの川原響希です。
最近流行っている【推しの子】というアニメを知っていますか?
(原作はマンガです)
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※ここから少しネタバレ含みます
おおまかなあらすじは、主人公・雨宮吾郎(あまみや ごろう)が
彼の「推し」であったアイドル・星野アイの子供に転生するも、
母であるそのアイドルを殺害され、
殺害の秘密を握っている可能性の高い正体不明の父親を
捜すために芸能界に切り込んでいく姿を描く物語です。
(星野アイが亡くなってからがこのアニメの本編になっているので
コミックでは1巻、アニメでは1話で描かれています)
この推しの子というアニメは、
・今流行りの“転生”というテーマ
・芸能界やインターネットのリアルな闇
・ミステリー要素
という異色のジャンルが複数組み合わさった新しい作品です。
これが大人気の秘密なのですが、もちろん私も、
この【推しの子】という作品に今どハマりしています、、、
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星野アイがかわいいというだけでも十分魅力的なのですが、
「自分に関係のない世界の話」
「しょせん物語でしょ」
という言葉では片付けられないほど現実味があり、作品の世界に惹き込まれます。
たとえば、、、
この作品の舞台である芸能界では、まだまだ若い10代の女優が
番組制作側の大人の事情によって一方的に傷つけられたり、
出演していたリアリティドラマのあるワンシーンがきっかけで
インターネットやSNSで誹謗中傷の嵐。
それを見て精神的に追い詰められ自殺未遂…
などなど。
ご存知の方も多いと思いますが、日本は先進国トップの自殺大国。
警察庁の統計によると2022年の1年間だけでも
自殺者数は2万人を超えています。
さらに、小中高生の自殺者数も2022年は過去最高の514人。
推しの子では、こういった背景にもなっているネットいじめの描写なども
かなり鮮明に描かれていて、
初めてこのアニメを見た時はその鮮明な描写を見て、
「無自覚でいじめをする人がこんなにいるんだ…」
「こうやって人は追い詰められていくんだ…」
という衝撃を受けたことを覚えています。
![](https://recurrent-edu.jp/wp-content/uploads/2023/07/1319595-1024x768.webp)
また、作中に登場するアイドルの星野アイが妊娠・出産するシーンもあるのですが、
その当時、星野アイは16歳。
その場面で重要なのは、アイの出産が本人の意思によるもので
周りの大人たちから何の制限もされていなかったことです。
少し古いデータですが、厚生労働省が発表したデータによると
2020年の国内の人工妊娠中絶件数は145,340 件となっています。
望まない妊娠や、何某かの理由から出産ができないケースも珍しくありません。
そんな中でも、10代の少女が自分で意思決定して出産するシーンを
大々的に描いているのは、
現在の日本の状況に一石を投じようとしているのかもしれませんね。
ここまで紹介してきたように、推しの子のアニメを見ていると
現実で起きている様々な問題について考えさせられる場面が多々あります。
もし、今回の内容を聞いて
「ちょっと気になるな…」
「そのリアルな描写を見てみたい…」
と思った方はコミックや動画配信サービスで
ぜひ【推しの子】の世界を覗いてみてください。
PS.
弊社の講座を受講して、5人の子どもを育てながら
自分の夢を追いかけている塚田紘子さん。
今日はそんな彼女のお話しをお聞きください。
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