更新日 2023.7.6

こんにちは！
株式会社OnLineの川原です。

あなたは、日常で一踏ん張りしないといけないとき、
どう対処していますか？

最近読んだ小説で、おもしろい対処法を見つけました。

その本は村田沙耶香さんの書いた
『丸の内魔法少女ミラクリーナ』という作品です。

4篇からなる短編集なのですが、今回その最初の物語をご紹介します。

あらすじは、主人公のOLが、日々降りかかってくる無理難題を、
魔法のコンパクトでミラクリーナに“変身”し、
妄想力を駆使して乗り切っている。

そんなある日、小学生の頃の元魔法少女仲間が
恋人と喧嘩をし、相談される。

親友を守るため、親友の彼氏と魔法少女ごっこをすることになる、
というお話です。

この主人公は小学生の頃に友達と“ごっこ遊び”で変身していた魔法少女に
大人になっても変身し続けています。

魔法少女歴も27年らしいので、もうプロですね^^

しかし、この主人公も頭がおかしくて、
27年も魔法少女に変身しているわけではありません。

その証拠に、主人公も序盤で
「こんなに長く魔法少女を続けるとは思っていなかった」
という旨の発言をしています。

主人公は
「ストレスフルな日々をキュートな妄想で脚色して何が悪いんだ」
という思いで、変身してストレスを乗り越えているのです。


※ここから少しネタバレを含みます。

物語の途中で、とある事情から
魔法少女に変身できなくなってしまいます。

すると、「自分は魔法少女だ」という思い込みがなくなっただけで
仕事の効率が悪くなったり、同僚につらくあたるようになります。

※ここまでネタバレを含んでいます。

本当には魔法少女に変身できなくても、
自分の妄想で人生を“脚色”するのは一つの処世術になりそうですね^^


ちなみに、私は小さい頃ロングヘアーのプリキュアが好きだったのですが、
自分はショートカットだったので
ロングのプリキュア役はやらせてもらえませんでした。

それが癪で、私はプリキュアに変身するのを3日でやめてやりました。笑


私が過去真剣になりきったことがあり、個人的に励みになった妄想は

・鬼殺隊（「鬼滅の刃」）
・呪術師（「呪術廻戦」）
・ヴィラン（「僕のヒーローアカデミア」）
・国民的スーパーアイドル（乃木坂46想定）
・松岡修造

などなどです。

妄想してなりきるものは、なんでもいいということです^^

私はそろそろ星野アイ（「推しの子」）に変身します。


もし、どうしても一踏ん張りできないときや頑張れそうにないときは、
即席で何か妄想してみてもいいかもしれませんね。

PS.
弊社の講座を受講して、本当にやりたいことを
見つけられたと語る山堀さん。

今日はそんな山堀さんのお話しをお聞きください。
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