GACKTから学ぶ仕事術
先日、『GACKTの勝ち方』
という本を読みました。
かなり売れている有名な本なので
きっとご存知だと思います^^
GACKTさんは
歌手や事業家として活躍している方で
年収10億円前後と言われており
ビジネスでも成功しています。
『GACKTの勝ち方』を読んで
私が印象に残ったのが
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仕事ができるだけでなく、
「人間としてこの人を応援したい」と
思ってもらえる存在になるのが重要
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という内容でした。
GACKTさん自身も
仕事の中でファンを作ることを
大事にしているそうです。
もしかしたら、
『ファンを“作る”』という表現だと
ちょっと嫌な気持ちになる人も
いるかもしれませんが、
言い方を変えると
『相手に好きになってもらう
努力を惜しまない』
ということです。
(もちろん、八方美人のように
相手の顔色を伺って自分が下手に出る
ことをせずに、です^^)
人との出逢いの場では
【自身がどうあるべきか?】を最優先で考え
「こいつ面白いな」と思ってもらえるよう、
「相手がどんな話が好きで、
どんな風に何を求めているか?」
を感じながら話をして
とにかくファンになってもらうそう。
そして、そこから仕事に繋がっていく
と本に書いてありました。
要は、相手から応援してもらうために
“自分が先に相手にギブをする”
これを意識することが大切
ということですね。
心理学ではこれを
『返報性の原理』と言います。
返報性の原理とは
相手から受けた好意や敵意などに対して
「お返しをしたい」と感じる人間の
心理のことです。
例えば、
スーパーの試食コーナーで試食したら
買うつもりがなかったはずなのに
ついつい買ってしまった…
という経験はありませんか?
実は、そんな時にも
私たちに返報性の原理が働いて、
「相手からもらったから
何かで返さないといけないな」
という心情になるのです。
この心理があるからこそ、
GACKTさんは相手の話を真剣に聞き
「相手が何をしてほしいか?」を
考えながら接しています。
そして、そんな姿勢を見て、
信頼関係が生まれ、応援する人が増え、
仕事にも繋がるということですね!
これは私たちも
お仕事などですぐ実践できます。
職場の上司や同期、部下など
誰が相手だったとしても
「相手が何を求めてるか?」
を常に意識している人と
まったく意識していない人とでは
無意識の言動に大きな差があります。
しかも、その差があることに
気づいてないのは本人だけという…^^;
だからこそ、
少しでも相手のことを意識して
接するだけで
相手も自分を応援してくれるようになり
仕事も人間関係も今よりもっと円滑に
なっていくはずです^_^
PS.
とは言え、
自分の見返りを求めずに
相手のために行動するというのは
意外と難しいですよね^^;
もしそう感じているなら
ぜひこの記事を見てみてください。
「自分が、相手に対して
どんな貢献ができるのか?」
と人の役に立つことに
生きがいと誇りを持って仕事をしている
弊社のトレーナーの記事です^_^
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