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自分を責めてしまうあなたへ

更新日 2023.1.18

突然ですが、
こんな話を知っていますか?

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ある心理学者が講義中、
水の入ったコップを持ち上げて
こんな質問をしました。

『このコップの重さはどれくらいでしょう?』

その質問に対して、受講生から

「80g!」「100g!」「200g!」

と出てくる回答。

それらの回答に対して
心理学者はこのように言いました。

「実は、“物理的な重さ”は
 重要ではなく、コップを持ち上げている
 “時間”が大事なんです。

 1分持つだけなら何も問題はないでしょう。

 でも、1時間持っていれば腕が痛くなるし、
 1日持ち続ければ腕の感覚は麻痺します。

 人生におけるストレスや不安は
 このコップと同じです。」

「例えば、ちょっと考えたくらいじゃ
 何も起こりませんが、

 考える時間が増えれば
 痛みを感じるようになり、

 最終的に思考は麻痺を起こし、
 他のことが手につかなくなってしまいます。

 コップを下に置くことの大切さ、
 これを決して忘れないでください。」

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ストレスや不安など
それ自体の大きさや深刻さ以上に、

“それを考え続ける時間の長さが重要”

という視点を
正直、私は今まで持ったことが
ありませんでした。

でも、確かに考えてみると
考え続ける時間というのは重要な要素
だと思いました。

例えば、何か大きな失敗した時に

「なんで、こんなことをやっちゃったんだ!?」

といった感じで、瞬間的に
無意識に自分を責めることって
ありませんか?

私たち人間の脳は
頭に思い浮かべた「質問」に対して
「答え」が出るまで考え続けてしまう
という特徴があります。

ですが、失敗した瞬間などに出る
自分を責めてしまう「質問」というのは
そもそも、答えが存在しません。

なぜなら、答えを出すことが
目的の「質問」ではないからです。

でも、私たちの脳は
その答えを探そうとしてしまい、
ストレスや不安がどんどん
大きく大きくなってしまいます。

最近だと、これが
うつの原因の一つなのではないか?
とも言われているくらいです。

生きている以上、
私たちは必ず何かしら失敗しますし
落ち込むこともあります。

だからこそ、大切なのは

“ストレスや不安を長く持ち続けない”
(=手放す方法を知っておく)

ことではないかと思います。

先ほど例として挙げたような
瞬間的に、無意識に自分を責めるなどは
少し難しく感じるかもしれませんが、
そんな時にも、

「なんで、こんなことをやっちゃったんだ!?」
  ↓
「どうしたら、こんなことをしなくなるだろう」

といった感じで、
頭に思い浮かんだ質問を変えることで
対処することが可能です。

悩みやストレス、不安などなど、
これらのネガティブな要素に対して

“自分なりの解決策、対処法を持っておく”

これは仕事にしろ他のことにしろ
本当に大切なこと。

自分自身のためにも、
こういったことを事前に考えておくと
いいかもしれませんね^_^

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こちらのインタビュー記事も
ぜひご覧ください。

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