変われなくても、仕方ないんです
こんにちは!
株式会社OnLineの駒井志帆です。
あなたは
『ホメオスタシス』という言葉を聞いたことがありますか?
学校の授業でも習うので
この言葉を何となく覚えてる人もいるかもしれませんね。
ホメオスタシスは『恒常性』とも呼ばれ、
生体が変化を拒み、
現状を維持しようとする働きのことを指します。
例えば、、、
暑いときには体温を下げるために汗をかき、
寒いときには体温を上げるために体を震わせ、
体温を一定に保とうとする。
これもホメオスタシスによるものです。
![](https://recurrent-edu.jp/wp-content/uploads/2022/11/25168123_s.jpg)
このホメオスタシスという用語は
元々生物学の用語ですが、
実は、心理学においても使われることがある言葉なんです。
心理学におけるホメオスタシスとは
「今のライフスタイルや環境を維持しよう
(=今までの自分から変化しない)」
という心理機能を指します。
例えば、、、
・本を読もうと思っても、なかなか本を読めなかったり
・副業や転職しようと思っても、怖くて一歩を踏み出せなかったり
・何か始めれたとしても、三日坊主ですぐに終わったり
こういったことは
私たちの心理的にもホメオスタシスが備わっている以上、
今までの自分と変わらない、
現状維持を求めてしまうのは本能的に仕方のないことなんです。
そして、この心理機能はとても強力なので、
意志の力ではどうにもなりません。
無理に意志の力だけで頑張ると
意志の力が切れた途端に燃え尽きます。
(燃え尽き症候群、と言われる状態です)
ただ、“現状維持は衰退”と言うように、
何もしなければ何も変わりません。
では、もし自分を変えたい時は
どうしたらいいのか?
![](https://recurrent-edu.jp/wp-content/uploads/2022/11/24959913_s.jpg)
そのためには、まず
本能的に『ホメオスタシス』がある
と理解することが大切です。
それがあると知っているだけで
自分の行動や選択を変えることが
できるようになります。
実は、自分を変えるのに
そもそも何か凄いことをする必要はありません。
ホメオスタシスが働かない
小さな変化を積み重ねることだけで
十分変わっていけるんです。
お昼ごはんの時に
昨日とは違う店に入ってみたり、
いつもと違うメニューを頼んでみたり。
いつもの通勤ルートとは違う道を
試しに通ってみたり。
こんな小さなことからでもOKです。
もし、自分を変えたいと思うなら、
『昨日の自分よりちょっとだけ変化すること』
これが何よりも重要です。
昨日と違う自分になるために
早速今日から、何をやってみますか?