「お困りごと」がこんなものに生まれ変わる?
こんにちは!
株式会社OnLineの音谷です。
突然ですが、、、
あなたは『シゲキックス』という
商品を知っていますか?
『シゲキックス』と聞けば、、、
私は、“shigekix”というダンサーネームで活躍する
b-boyを思い浮かべます。笑
そんなshigekixくんは、
10月、ブレイキンの世界選手権で、銀メダルを獲得しました!!(嬉しい)
おめでとうございます!(嬉しい)
パリ五輪での活躍も期待しています!
そんな話は置いといて、、、
『シゲキックス』とは酸っぱくて、弾力のあるグミです。
そんなシゲキックスは、30年間も愛されるロングセラー。
ちなみに、このシゲキックス。
ある社会問題を解決するために
生まれた、というのを知っていますか?
30年前にシゲキックスが生まれる
キッカケとなった社会問題はコレです。
『ガムのポイ捨て』
当時は、ガムが路上に吐き捨てられることが多く、
地域によっては「ガム禁止令」が出るほど問題視されていました。
この問題を解決するために、
シゲキックスは“グミ”としてではなく、
ガムの代替品としての
“食べるガム”
という位置づけで発売。
“甘くて柔らかいグミ”が
一般的だった当時、シゲキックスは
かなり異質な存在で、
社内でも
「これは売れないだろう…」
と不評。
しかし、、、
いざ販売してみると消費者には大人気!
一時は生産が追いつかないことも
あったそうです。
シゲキックスは、社会問題を解決するための商品だったからこそ
これだけの人気商品になったのかなと思います。
世の中にある多くの商品は
大小の差はあるものの、多くの人が持つ「問題」から
生まれると言われています。
今回、社会問題から生まれた
シゲキックスを例に挙げましたが、
世の中には
『ちょっとしたお困りごと』
から生まれたヒット商品が
たくさんあります。
例えば、
「調理用ハサミが洗いにくい」
という問題から、
“分解して洗える調理用ハサミ”
が開発されたり。
「シャーペンを使い続けると、
先が偏って減るため、文字が太くなり、書きごごちが悪くなる」
という問題から、
“勝手に芯が回って常に先の細さを保ち、
書きごごちを良いままにするシャーペン”
が開発されたり。
人気商品の開発の裏には、
何かしらの問題があります。
だからこそ、
商品企画や開発していく時には、
まず
多くの人が抱く問題を把握する
ということが大切なんだなと
改めて思いました。
これから知識を増やすとともに
多くの人と関わりながら
・解決したいなと思っている問題
・あったらいいなと思っていること
などの情報をたくさん収集していきたいなと思います。