衝撃を受けました
こんにちは!
株式会社OnLineの駒井志帆です。
9/20〜9/26は動物愛護週間ということで、
今日は動物に関して書いてみたいと思います。
以前のメルマガで、
ワンちゃんが好きすぎる、と書いたのですが、
好きすぎるあまり、卒業論文のテーマも
動物に関するテーマで書きました。
外国語学部ドイツ語専攻だったので、
ドイツの動物事情について調べました。
ドイツは動物福祉先進国として
知られているのですが、ご存知ですか?
試しにネットで調べてみると
- ドイツでは動物保護に関する細かい規定がある
- ティアハイムという動物保護施設の充実により殺処分ゼロ
などなど、いわゆる“良い情報”
ばかりが出てきます。
確かに、
- ドイツにおける動物保護の歴史は古い
- (ペット)動物の殺処分数は原則ゼロ
- 動物実験や畜産業などの規制もある
など、日本と比較すると
ドイツの方がはるかに進んでいます。
でも、実際は、、、
ドイツの動物保護団体や政党、世界的な保護団体(PETA)などの
ホームページや論文などを見ると色んなデータが出てきます。
- 東欧からの子犬などの違法流入
- 高速道路のサービスエリアなどに捨てる人が増えた
- ティアハイムにいる動物たちは、飼育放棄された動物も多い
- 狩猟法があり、近くに飼い主がいなければ射殺されることも
- 実験動物や畜産動物など、苦しんでいる動物はまだまだ多い
などなど。
ドイツも問題は抱えているし、
一概に動物に優しい社会とは言えないデータもあるんです。
「ドイツって動物福祉先進国なんや〜〜」
と思って調べてみたのですが、
「あ、やっぱりどこの国でも動物を捨てる人はいてるし、
平気で痛めつける人もいてるんやなぁ、、、」
と、正直ショックを受けました。
大学の卒論研究で
ヨーロッパの動物に関する思想史やドイツにおける動物保護法の変遷、
保護施設やその取り組みなどを調べてみて、
今までは海外の良いところだけを切り取った情報を
鵜呑みにしていたんだ、と気づきました。
今はネットやSNSなどから
簡単に情報を集めることができます。
だからこそ、正しい情報だけでなく
間違った情報も溢れています。
入ってくる情報を鵜呑みにせず、
ちゃんと自分で事実やデータを調べ、考えていくことが大切だなと
今回改めて思いました。