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孫や子どもから敬遠される人の特徴

更新日 2022.9.23

こんにちは!
株式会社OnLineの近藤聡です。


突然ですが、あなたは
相手から価値観を押し付けられた
ことはありますか?


僕は価値観を押し付けを
身をもって経験したことがあります。


あれは、中学生時代、
バスケ部の夏休み練習でのこと。

午前練習と午後練習の合間に
僕は友達3人と一緒に
お昼ごはんを食べていた。


その日のお昼ごはんは
おにぎり3つとドーナッツ2つ。

特に変わったことはない、ただのよく食べる中学生だ。

そんな時、顧問の先生が
突然僕たちの目の前に現れた。

そして、先生はこう言い放った。

「お前はそんな甘いものばっか食べてるから身長が伸びないんだ!!」

それを聞いた僕と友達3人の顔を
想像できるだろうか。
空いた口が塞がらないとは
まさにこのこと。

「え、それ関係ありますか?」

「俺は保健体育の教師だからそんなもん常識だ!」

「ドーナツは学校の購買部で売っていましたよ?」

「それは運動部が買うものじゃない!」

開いた口が塞がらな過ぎて
よだれが垂れそうだ。

その後も、この調子で
先生のお説教が3時間ほど続いた。

そして、最終的に

・原稿用紙3枚分の反省文を書く

・1ヶ月間部活に参加しない
(でも、部活時間中は家に帰ってもダメ)

という条件を言い渡され
3時間にわたるお説教は終わった。

その当時の僕は
その先生の意図が何も理解ができず
結局、バスケ部を辞めることになってしまいました。

もしかしたら、先生は
身長が低かった僕のことを思って
言ってくれたのかもしれません。

もしかしたら、
先生が子どもの頃はそんな指導が
あったのかもしれません。

でも、少なくとも現代の教育で
そんな話は聞いたことがないですし、

なんなら保健体育の授業でも
そんな話を聞いた覚えがありません。

この経験から学んだことは、

『自分にとっての常識は、他人にとっての常識とは限らない』

ということです。

「一般的にいうと・・・」
「普通は・・・」
「常識的に考えて・・・」

こんな言葉をよく耳にしませんか?

僕自身、無意識にこれらの言葉を
使うことがありました。

でも、当時の体験から
もしこれらの言葉を言いたくなったら
その前に一旦立ち止まって、

・本当にそれが相手にとっても“常識”なのか?

・”一般的”という言葉は誰にとっての”一般的”なのか?

・普通というのは何と比べての“普通”なのだろうか?

と考えるようになりました。

そう考えてみると
意外と自分の勝手な思い込みが
多いことにも気がつきます。

自分で『思い込みが多い』と
認識できていなかったら
相手との会話中にも無意識に

『価値観の押し付け』

をやってしまうかもしれません。

そうなると、
相手から鬱陶しがられてしまい
人間関係にも影響してしまいます。

そうは言っても、
やっぱり僕たちは無意識に
自分勝手な思い込みを持ってしまう生き物です。

だから、自分がどんな思い込みや前提を持って
その言葉を使っているか?を考えて

僕も日常的に使っている言葉を
見直してみようと思います。

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