相手を説得するコツとは?
今日(9/19)は、何の日かご存じですか?
そう!敬老の日ですね!
なので、敬老の日にちなんで今日は私のおばあちゃんの話をしようと思います^^
札幌に住む私の母方の祖母は認知症を患っています。
庭でのガーデニングや家の周りの掃除が日課である祖母は、
夏の暑い日でも雨の日でも毎日庭に行きたがります。
暑いなどの感覚も鈍くなっているのか水を飲むなどもしないので、
母は、熱中症の心配をして
暑い日は祖母が家から出ないようにしています。
でも、祖母は
その母の行動が心配してのことだ
ということを理解できないので、母に反発しているそう^^;
そこで、、、
「なんとか説得してくれない?
弘子が言ったらわかってくれるかも。」
と、先日母に頼まれました。
そして、私からその件について
祖母と話してみました。
以下、祖母と私の会話です。
===
私「おばあちゃんガーデニング楽しい?」
祖母「楽しいよ〜」
私「どんなところが楽しいの?」
祖母「成長が見える時が嬉しいんだ
毎日お庭の手入れしてると変化がわかるからね〜」
私「へぇ〜!
おばあちゃんが楽しいなら何より😊
でも、外は暑くない?」
祖母「ん〜。ちょっと暑いけど
そんなこと気にならないよ」
私「でも、おばあちゃんが熱中症で
倒れちゃったら私心配だよ」
祖母「大丈夫だよ」
私「もし熱中症になっちゃってガーデニングできなくなったら
おばあちゃんもつまんないと思うから、、、
じゃあ、涼しい夕方からするっていうのはどう?」
祖母「うん、それならいいよ」
私「それじゃ、外が暑すぎる時は
ガーデニングは夕方の涼しくなってからにするって約束してくれる?」
祖母「うん、わかった!」
===
こんな会話の流れで
暑い日の日中は外に出ないことを約束してもらえました。
今回の祖母とのやりとりの中で
私が改めて感じたのは
相手の立場に立って
物事を考え、伝えるのが大切だ
ということです。
結局伝えたかったことは
母も同じことを伝えていたはずだけど、
母とのやりとりでは、母の
「こうして欲しい!」
という想いが強すぎて
無意識に自分の主張を押し付けるような伝え方に
なってしまっていたのかもしれません。
その結果、祖母は
自分が否定されているように感じて反発したように感じています。
何かを提案する場合は、
ちょっと言い方を変えるだけでも
相手が受け入れてくれるか?
相手が反発してくるか?
が変わってきます。
これは、家族でも
友人でも職場関係の人でも同じですし、
仕事の場面でもプライベートの場面でも同じです。
だから、もし誰かとの
コミュニケーションで悩んでいたら
『どうやったら、相手が受け入れやすいか?』
を考えて伝えることで、
お互いに気持ちの良いやりとりが
できようになるはずです^^
あなたにしか、できないことがある
市橋弘子