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愛せない母と愛されたい娘。

更新日 2023.6.23

こんにちは!
株式会社OnLineの駒井志帆です。


先週の土曜日
動画配信サービスNetflixで
映画『母性』を見ました。


あらすじはこんな感じです。↓↓

(※以下、ネタバレ含みます。)

===

ある日、女子高生が
転落死する事件が発生。

「愛能う限り、大切に育ててきた娘が
 こんなことになるなんて」

という女子高生の母親の
コメントを見た高校教師の清佳は
自身の過去を振り返っていく。

一方、別の場所では
清佳の母ルミ子が
娘との関係を告白。

同じ出来事を
振り返っているはずなのに

両者の回想は徐々に食い違い
驚愕の真相が明らかになっていく。

===

母ルミ子と娘清佳
それぞれの視点で

いくつかの場面を
振り返っていくのですが
かなりのズレが生じます。

例えば、

母は「娘を抱きしめた」と言い
娘は「母に首を絞められた」と言う。

同じ場面でも
記憶がこんなにも違うんだ、と
衝撃でした。


そして、このシーンを始め
母娘で違う記憶を持つのを見て

何が『事実』なのか
最後まで分からないけれど
母と娘、それぞれの『真実』が
存在するんだと思いました。

(「人の数だけ『真実』は存在する」
 どこかで聞いたことがあるな〜と
 思って調べてみたところ
 
 漫画『ミステリーと言う勿れ』に
 出てくる言葉みたいです。)

━━━━━━━━━
「事実」と「真実」
━━━━━━━━━

「事実」とは

実際に起きたことで
誰が見ても変わりがない事柄

一方で

「真実」とは

事実に対して解釈が生じ
その人が見て感じたことなど
感情的部分も含まれる、と。


映画『母性』では
何が事実かは分かりませんが、

母にとっての真実は
「娘を強く抱きしめた」で

娘にとっての真実は
「母に首を絞められた」です。

これって日常生活で
結構起きていることかも
と、映画を見て思いました。


例えば

私たちが学校で教えてもらった
歴史も「事実」ではない可能性も
十分にあると思います。

その時代を生きていない人が
古くから残っている書物や遺跡などを
解読してたどり着いた解釈の一つで
事実かどうかなんて分からないな〜と。


また、メディアにおいても
言えると思うんです。


流れている映像は
「事実」でしょうけど

編集やナレーションが
入っているので

「事実」が「事実」のまま
伝えられることって
少ないのかもしれません。


特に、情報が溢れる現代においては
受け取った情報が事実かどうかなんて
分かりません。


だからこそ
入ってきた情報を鵜呑みにせず
事実なのか解釈なのかを
見極める姿勢って大事だな〜
と思いました!


==

(原作との違いが気になったので
kindleで購入して、今読んでます!)

『母性』は
見る人、読む人によって
解釈や意見が分かれる作品だと
思います。


だからこそ
面白いな〜と私は思いましたし

色々と考えさせられるのも
また面白いな〜と思いました!

あなたにしか、できないことがある。

📝駒井志帆 


PS.
同じ出来事でも
違う記憶を持つ。


私にもあるな〜と
思い出しました。


5歳下の妹が生まれ、
母が名前を考えていた時のこと。


いくつか候補があったのですが…
私の記憶では、

「これがいい!
 この名前かわいい〜」

と指差した名前が
妹の名前になったのですが、

母の記憶では、
母が名前を決めた、と。


この話を母とするとき

同じ出来事を話しているはずなのに
母と私で違う記憶を持っているの、
面白いな〜

と、いつも思います。


人の記憶って
曖昧ですね。笑


PPS.
これまで色々な講座を受けたり
スキルを身につけたりするも
なかなか上手くいかなかった万里さん。

そんな時に弊社の講座に参加。

今では自分に自信を持てるようになり
将来に対する不安がなくなった
とインタビューで話してくださいました。

万里さんに一体どんな変化があったのか?

こちらのインタビュー記事もぜひご覧ください♪

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