ちょっとだけの工夫が…
こんにちは!
株式会社OnLineの音谷です。
先日、創作料理屋さんに
夜ご飯を食べに行った時のこと。
そのお店は、
・4人テーブル2つ
・カウンターが3席
かなりコンパクトな店内で、
シェフが1人でお店を回していました。
![](https://recurrent-edu.jp/wp-content/uploads/2022/09/24599648_s.jpg)
コンパクトな店内とは言っても、
1人で注文取りから、料理、提供まで行うのは大変そうで、
料理の提供はゆっくり目だったのかな?
と思います。
でも、お腹がペコペコの状態でも
そのお店で料理の提供を待つのは
全く辛くなかったのです。
なぜだと思いますか?
コンパクトな店内は、
・かなり暗く
(料理は見えるけど、
携帯で写真に収めようとすると
上手く写らない程度の暗さ)
・おしゃれな音楽が
それぞれのお客さんの
話し声の邪魔をしない程度にかかっている
というように、
一緒にきている人との会話を
楽しみやすい雰囲気であったから
というのももちろんですが、、、
黒板のシェフの
こんな言葉があったから
というのもあります。
ここは地元の食材を使った料理を提供しています…
というようなこのお店の特徴や
良さを伝える文。そして、
1人ですべてを行っていますので、
料理の提供に時間がかかることがあります。
おしゃべりを楽しみながら
お待ちいただけると幸いです。
という文。
![](https://recurrent-edu.jp/wp-content/uploads/2022/09/24350453_s-1.jpg)
私は
「おしゃべりを楽しみながら
お待ちいただけると幸いです」
という部分が素敵だなと思いました。
私が思うに、お客さんに
待ってもらうことを伝える文章だと、
「料理の提供に
時間がかかることがありますが、
ご了承いただけると幸いです」
というように、
固い言い方になりそうな
イメージがあります。
でも、このお店では、
待つ時間→おしゃべりを楽しむ時間
と、黒板に軽く書いた文で、
上手くシフトさせていると感じました。
“待つ時間”と思うのか、
“おしゃべりを楽しむ時間”と思うのかで
だいぶ印象が変わりますよね。
実際、店内も
おしゃべりがしやすい
雰囲気作りをしていて、
黒板の文章からも感じられるように、
お店全体で、暖かい雰囲気を
作り出していました。
2時間で3品(ボリュームがある)と
今思うと、時間の割に少ない品数でしたが、
美味しいご飯と楽しいおしゃべりができて、
お腹も気持ちも大満足でした(^^)
この経験から、
伝え方1つで受ける印象が大きく変わることを学びました。
周りの人に何かを伝えるときは、
その言葉を受ける相手が
気持ちよく言葉を受け入れられるように
改めて『伝え方』を意識したいと思います!