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チャレンジし続けて、セカンドキャリアを手に入れる

手塚千佳さんは現IT企業で20年以上勤務、広報を経て、現在は働き方改革、テレワーク、在宅勤務、女性活躍推進を中心に、コンサルティング業務をこなしています。

長年活躍している手塚さんはこの「じぶんブランド革命プロジェクト!」に参加する前、参加している途中と現在に至って、どんな体験していたのかを語ってくれています。(2022年2月現在)

1. 「じぶんブランド革命プロジェクト!」に入る前の状況を教えていただけますか。

私はこのプロジェクト直前まで、3ヶ月半ほど会社を休職していたんです。

慣れないテクニカルな案件に携わることになり、不安だらけでしたが、でもやってみようと思い、頑張っていました。ところが、案件を進めて行くうちに、他の人がわかるような内容が、私には全く理解が出来ない。「その言葉は何の用語?製品名?会社名?」と、初歩的なこともわからない状態でした。それでも必死に食らいついて頑張っていたのですが、気付けば、半年以上眠れない日々を過ごしていました。ある時から、仕事のメールやチャットを見ても、全く意味が理解できない。読んでも読んでも、頭の中で考えるのを拒否している感覚になったんです。これはちょっとまずいなということで、会社の産業医に相談したところ、メンタルクリニックに行くように勧められました。クリニックでは「状況が許すならば、今すぐ休んだ方がいいです」という診断をされました。

それで休職されたんですね。

休職中は非常に自信がなくなっていましたし、「私なんかもう駄目」といった強烈なネガティブ感情がありました。正常な思考を失っていたこともあり、何をするのも億劫で、普段はアクティブな方なのですが、その当時は歩くのも面倒、ひたすら寝ていたいという状況でした。

「じぶんブランド革命プロジェクト!」の説明会に参加したのは、体調もだいぶ回復していた頃でした。60歳で迎える定年が迫ってくる中で、この先の自分のセカンドキャリアをどうしていこうかな、とぼんやり考えていて、以前のような不得意な案件に携わって神経をすり減らす経験は二度としたくないし、でも、私は何がしたいんだろう、この先何をやったらいいんだろう、家族とどうやったら楽しく過ごせるんだろうか、そんなことを思いながら、FaceBookやネットサーフィンをしていました。

その矢先「じぶんブランド革命!」という言葉が目に飛び込んできました。「じぶんブランド!」って何?どういうこと?と、その言葉にとても反応したのを覚えています。

文章をどんどん読み進めていくうちに、自分のこれまでの経験や、得意なことが、必ず何か人の役に立つはずで、それによって、それを求める社会や人へ貢献をすることができるのだと理解し、このプロジェクトにとても興味を持ったんです。

2. このプロジェクトに入って、ご自身で一番大きな変化を感じる部分はなんですか?

自分で自分を承認するということです。

このプロジェクトに入って、私は自己承認が全くできない、できていなかったということにすごく気づかされました。いつも超高い理想の自分が、自分の行動や言動にダメ出しをしているんです。

「人から何も評価されないんじゃないか」とか、「こんな自分でいいはずがない」と、いつも自分を卑下し、なにをやっても満足できない、そんな状態でした。でもこれは「自己承認が出来ていないということなんだ!」と気づけたことが、私の中での一番大きな変化だったかな。

身近にいる家族にも、自己承認が出来ない事による、はた迷惑な言動をとっていました。

私は家事でも育児でも割とテキパキこなしてしまうタイプなのですが、主人は真逆。結果、いつも私が先に様々なことを済ませてしまいます。何もやってくれない主人にいつもイライラし、当てつけがましく「これ、やっといたから」「あれも終わったんだけど、あなたは何をしてくれる?」みたいな感じです。

心の中で、「ちゃんと感謝してよ」とか「もっと私と同じぐらいのレベルでやってよ」という気持ちがすごくあって、いつもそれを主人に求めていました。

また2人の娘たちも被害者かもしれません(笑)

娘たちが何か頑張ったことに対しても、その内容は脇に置いて「で、次は何を頑張るの?」と言っては、どんどんハードルを上げていく。それは、「自分も頑張っている分、娘たちにも頑張ってほしい!」という思いからしていた行為だったのですが、今思えば自己中の塊ですよね(笑)

娘たちからしてみれば、頑張っても頑張っても、お母さんは全然、認めてくれない、褒めてくれないと、苦しんでいたんじゃないかなぁと感じます。

このプロジェクトで自己承認ができるようになってきてからは、人に対して寛容になれていると感じます。娘たちにも「そうね、頑張ったね」「いいよ、いいよ、それでいいよ」「これ続けてこうね」といった感じで、言葉のかけ方と接し方も変わってきました。

あと主人に対しても何かを求めなくなりました。

私がいつもピリピリしなくなったので、家族みんなの朗らかな笑顔がすごく増えたなっていう気がします。そして私自身、とても生き方が楽になりました。

3. プロジェクトの中にチャレンジ期間がありましたね、あの時はどんなふうに過ごしましたか?

残念ながら、チャレンジ期間中の契約は取れませんでした。正直に言うと11連敗したんです。

友人や会社の後輩たちにオファーして、サラリーマン業務と両立しながら、一生懸命ファーストセッションをやりました。本当に頑張ってチャレンジ期間、取り組んだんですけれども、残念ながら、期間中の成果は「0」でした。

ただ、講座が終わった後に1件だけ契約が取れました。今はそのクライアントさんと共に成果に向かって走っている状況です。

以前のメンタルに陥って自信のない状態の私だったら、間違いなくくじけていたと思うんです。

ところが、これだけ連敗をしても、サポーターのみなさんや仲間に励ましてもらったり、温かい言葉をかけてもらったり、お尻を叩かれたり(笑)したことによって、「なんか私、頑張っているじゃん!」と自分のことを認められるようになったのです。

「私、これだけ頑張ってるんだもん!これだけ失敗しても、いろんな人と話もできてるし、様々な人の悩みも聞けてるじゃん!それだけでも影響を与えられているんだよ、きっと!」と感じることが出来ました。

実際に、契約には至らなかったのですが、ファーストセッションをさせていただいたクライアントさんからは、「あのセッションのおかげで、前向きに考えることが出来るようになった!」「自分のネガティブ意識に変化があった!」と、お礼を言われることもありました。

そういった意味では、「行動することに無駄なことはない!」ということに気づけましたし、何より、私自身が自己承認出来ることによって、自分自身がすごく楽になって、周囲への影響度もこれほど変化するんだな、ということを実感できたのは、すごく大きな成果でした。

4. このプロジェクトで学んだことをどんなふうに活かしていますか?

「駄目でも失敗してもいいから、とにかくやってみよう!」という思いがすごく強くなりました。

一例として、このプロジェクトで学んだことを、私が所属する企業の部門メンバーに対して、1回20分ぐらいの勉強会を2週間に1回、実施しています。

以前だったら、絶対そんなことはしなかったと思います。「どうせやってもムダ」とか、あるいは「そんなのやっても意味ないよな」とか、「誰も評価してくれないんだからやるだけ損」と、避けていました。

ところが、講座で学べば学ぶほど、私の中にズキュンズキュン刺さるようなことがたくさんあって、もしかしたら、この内容が参考になるメンバーもいるかもしれないっていう思いで、部内勉強会を始めました。そうしたところ、「めちゃくちゃ勉強になります」とか、「自己啓発本、1冊読んだくらいの感覚です」とか、「次回も楽しみにしています」と言ってくれているメンバーも出てきました。

やることに無駄なことはないんです!

私にとってもいいアウトプットの場になっていますし、今所属している部門メンバー約35名に対して、失敗を恐れずに実験的にやらせてもらっています。

私たちは成長していかなければいけない。会社に所属していたとしても、自分自身が成長していかなければいけない。会社としても自己啓発による「自己成長」を推奨しているので、今回勉強会をやってみようと思ったのです。本業とは若干違う取組なのですが、上司に相談したところ、「なんでもやっちゃって」と言われたので、「じゃあ試しにやってみます!」(笑)みたいな感じで始めました。

※説明会の詳細&お申込みは こちらから(クリック)

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