器用貧乏が考える「才能VS努力」
こんにちは、森口です。
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さて、今日のテーマは
「才能と努力」ではどちらが強いのか💡
私は最近、ある人の言葉をきっかけに
「才能と努力」についての考え方を覆されることとなりました…
来年度の新入社員の採用がようやく落ち着いてきました。
この間、内定者の方々がオフィス訪問にきたのですが
質疑応答の時間に、内定者の方から社員に向けてこんな質問がありました。
「Webマーケティングをやるにあたって広告を作ったりすると思いますが、
やっぱりセンスがないと厳しいのでしょうか?」
ふむふむ…個人的にも、とても気になる質問でした。
実は私も広告画像を作る仕事を任されていたりするのですが
なんせ私は…
ロジックを用いることが苦手で、ほとんど直感でやっちゃうタイプなんです。
簡単に言えば、センスだけが頼りです。
私は今のところこれで、仕事をこなせていたので、
少なからず…センスはいるのかもなぁ
と思っていました。
しかし!!
マーケティングのベテランである先輩が放った言葉は…
「センスなんていらないよ。
デザインのセンスだけで勝負しちゃうと、もし行き詰まってしまったら
そこからどう伸ばしたらいいか試行錯誤するときに、足枷になるんだよね。
だから、最初からセンスを持っていない人の方が努力できるんだよ。」
と、、、、。
衝撃的でした。
確かに、いくらオシャレなデザイン、
かっこいいデザイン、派手なでデザインを作ることができたとしても、
結局マーケティングは
<お客さんにどれだけ商品の良さを伝えられるか>
なので、意味はないのかもしれません。
(もちろんWebデザイナーやクリエイターなどとなるとまた話は違いますが)
どんなに地味な広告画像でも、
お客さんに響くキャッチコピーが入っているだけで売り上げが良くなったり
逆に、わざとダサい広告を作って目を引く戦略だってあるほど。
マーケティングは、奥が深いです。
正直今までの私は、自分が納得いく画像を作って出して
たまたまそれでうまくいっていただけ。
いわば、まぐれだったのかもしれません。
■才能が成長の妨げとなる
これは、まさに、その通りかもしれないと思いました。
この先、もし私が
「可愛い」と思って作った広告画像を世に出して、
全く当たらない、クリックもしてもらえない…となると、
「可愛いのに、何がだめなんだろう」
という考えしか出てこないかもしれません…😹
こうなると悪循環です^^;
改善すべきことはもっと他のところにあるのです。
このままの自分では
絶対にいい広告は作れないと気づけたことに関しては、不幸中の幸いでした。
自分の長所だと思っていたところも
内容によっては大きな壁となりうることがある。
自分の力を過信してしまって、そこ以外での解決策を考えられないとなると
それ以上の成長は見込めなくなります。
逆に、これだけではダメだ!と気づくことによって
長所をより活かせる工夫が見出せるようになります。
生まれながらに才能のある者は、それを頼んで鍛錬を怠る、自惚れる。
しかし、生まれつきの才能がない者は、何とか技術を身につけようと日々努力する。
心構えがまるで違う。これが大事だ。
ー織田信長ー
日本の歴史に名を残す織田信長ですら、このように努力の大切さを謳っています。
今の現状で満足しない。もっといい方法があるはずだ!
そうやって高みを目指して努力できる人の方が
成長するし、結果も残せるのだと思います。
私はまだまだスタート地点から前に進めていないんだな、と気づくことができました。
マーケティングの知識をつけること然り、どうしたら今の現状からより良くできるかを
常に考えながら、仕事に取り組もうと思います。
オフィス訪問に来ていた内定者の方には、感謝感謝です…😹
📝森口菜々子