多くの人が知らないコミュニケーションの秘密
突然ですが、クイズです!
このアイスクリームのブランドは
一体何だと思いますか?

1980年代、
あるアイスクリームのブランドが
日本に進出してきました。
とは言え、
当時の日本にもアイスクリームは
既にたくさんありました。
1984年の日本では、
『アイスクリーム=子どもが食べるもの』
という認識を多くの人が
持っていました。
そこで、
そのアイスクリームブランドは
その認識を変えるために
『大人の贅沢品』
という売り出し方を考えます。
テレビCMにも
外国人の男性と女性を起用することで
大人のセクシーさをアピール。

その結果、、、
『大人の贅沢品』という
今までのアイスクリームにはない
新しいポジションの獲得に成功!
爆発的な売上を記録し、
2016年には市場規模が4939億円と
大きく成長している中でも、
そのシェアのトップを保持しました。
あなたも必ず知っている
このアイスクリームのブランド。
さて、一体どこだと思いますか?

答えは、、、
『ハーゲンダッツ』
多くの人が
アイスクリーム=子供の食べ物
と思っていたところから、
アイスクリーム=大人の贅沢品
という認識に変えたことで
これだけの結果を生み出しました。
ちなみに、この事例で
一番重要なポイントというのは、
『相手がどんな認識を持っているのか?』
を把握していたこと。
相手がどんな認識を持っているかを
事前に把握できていなければ、
そのそも、このように認識を覆す
といったこと自体できません。
そして、この
『相手の認識を把握すること』
は、普段誰かとの
コミュニケーションを取る上でも
とても大切な要素です。

例えば、僕は普段
結構まじめなイメージを持たれるので、
「よし!面白いこと言ってやろう!」
と思って発言したつもりでも、
まじめな話のように受け取られたり
笑っていいのか戸惑われたり、
なんてことがあります^^;
これは最近、
改善できてきた部分なのですが、
『相手が自分にどんな印象を持ってるか?』
というのを考えてなかったために
起きていた現象でした。
今回挙げたハーゲンダッツの
事例からも分かるよう
ビジネスの場面でも
普段のコミュニケーションの場面でも、
その他の場面でも
『相手が持っている認識を把握すること』
はとても重要なポイントです。
もし、仕事や人間関係で
上手くいかないことなどがあったら
「自分の持っている認識」
「相手が持っている認識」
を一度考えてみるだけでも
何かしらの新しい気づきや発見が
あるかもしれません^^