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ちょっとだけの工夫が…

こんにちは!
株式会社OnLineの音谷です。

先日、創作料理屋さんに
夜ご飯を食べに行った時のこと。

そのお店は、

・4人テーブル2つ
・カウンターが3席

かなりコンパクトな店内で、
シェフが1人でお店を回していました。

コンパクトな店内とは言っても、
1人で注文取りから、料理、提供まで行うのは大変そうで、

料理の提供はゆっくり目だったのかな?
と思います。

でも、お腹がペコペコの状態でも
そのお店で料理の提供を待つのは
全く辛くなかったのです。


なぜだと思いますか?

コンパクトな店内は、

・かなり暗く
(料理は見えるけど、
 携帯で写真に収めようとすると
 上手く写らない程度の暗さ)

・おしゃれな音楽が
 それぞれのお客さんの
 話し声の邪魔をしない程度にかかっている

というように、
一緒にきている人との会話を
楽しみやすい雰囲気であったから
というのももちろんですが、、、

黒板のシェフの
こんな言葉があったから
というのもあります。

ここは地元の食材を使った料理を提供しています…

というようなこのお店の特徴や
良さを伝える文。そして、

1人ですべてを行っていますので、
料理の提供に時間がかかることがあります。
おしゃべりを楽しみながら
お待ちいただけると幸いです。

という文。

私は

「おしゃべりを楽しみながら
 お待ちいただけると幸いです」

という部分が素敵だなと思いました。

私が思うに、お客さんに
待ってもらうことを伝える文章だと、

「料理の提供に
 時間がかかることがありますが、
 ご了承いただけると幸いです

というように、
固い言い方になりそうな
イメージがあります。

でも、このお店では、

待つ時間→おしゃべりを楽しむ時間

と、黒板に軽く書いた文で、
上手くシフトさせていると感じました。

“待つ時間”と思うのか、
“おしゃべりを楽しむ時間”と思うのかで
だいぶ印象が変わりますよね。

実際、店内も
おしゃべりがしやすい
雰囲気作りをしていて、

黒板の文章からも感じられるように、
お店全体で、暖かい雰囲気を
作り出していました。

2時間で3品(ボリュームがある)と
今思うと、時間の割に少ない品数でしたが、

美味しいご飯と楽しいおしゃべりができて、
お腹も気持ちも大満足でした(^^)

この経験から、
伝え方1つで受ける印象が大きく変わることを学びました。

周りの人に何かを伝えるときは、

その言葉を受ける相手が
気持ちよく言葉を受け入れられるように
改めて『伝え方』を意識したいと思います!

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