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【イベントレポート】「就活観を変える」~じぶんにしか出来ない仕事。に出会うための方法とは~

 令和3年9月2日(木)、これから本格化する就活を前に、“学生の就活観を変える”をテーマとして、福岡県内の大学生向けにイベントを開催しました。

 このイベントは、“自己認識力”、“まちがった就活への考え方”などを扱い、就活生が激しい変化の伴う社会で、思い込みの“就活観”や“仕事観”にとらわれず生きていくための初歩を踏み出してもらうことを目的として行いました。

 弊社で働くインターン生が中心となって企画・準備・運営を行ったイベントで、前回(令和3年6月23日(水)に開催)に続いて開催したものです。弊社代表・白石慶次の講演、将来なりたい自分の姿を可視化するビジョンボードを作成するワークショップ、弊社社員が参加者に1対1で対話をする交流会という3つのコンテンツで行いました。

 また、今回のイベントには、株式会社財界九州社(『財界九州』)さんにも取材に来ていただきました(記事は10月25日出版の『財界九州』(2021年11月号)に掲載)。

生きていく上で必要な2つの“自己認識力”

 代表白石は講演で、これから就活に臨む・社会に出るにあたって、以下の4点が重要だと述べました。

  1. やりたいことを仕事にするのではなく、出来ることを増やす
  2. 今の価値観に合う会社を見つけるのではなく、価値観は変化するものである
  3. 就活には”正しい流れ”に沿って進めるものではなく、就活には正解がないものである
  4. 社会人において最も必要なスキルは”自己認識力”である

 特に、4つ目の”自己認識力”が今回の講演の肝となる部分でした。この”自己認識”にも2種類あると、白石は加えて述べています。

  1. 主観的自己認識
  2. 客観的自己認識

 もっとわかりやすく表すと、1つ目の主観的な自己認識は「自分から見た自分の評価」、2つ目の客観的な自己認識は「他人から見た自分の評価」のことです。これにズレが生じた時、自身の成長が止まる、仕事をはじめとする人間関係がうまくいかなくなる、ひいては人生が壊れていってしまうと述べていました。

 新しいテクノロジーが次々と生まれ、数年前はなかった仕事がとめどなく出現する時代に私たちは生きています。変化の速い現代において、個々人がみずから変化をしていかなければカンタンに時代に置いていかれてしまうのです。

 こんな中で仕事をしていく私たちには、自身の実力と成果を”正しく”把握し、パフォーマンスを磨き続けて、時には周りに頼り頼られながら働いていくことが必要です。自分と誠実に向き合い、成長を続け、健全な人間関係をつくっていくために”正しい”自己認識の力が求められます。

 人生の大部分を占める仕事。それに充実を感じられれば、人生はまちがいなく豊かになります。いま一度、自分と真剣に向き合い、”自己認識”をふりかえってみるのはいかがでしょうか?

“理想のジブン”は意外とすぐそこにある

 イベント2つ目のプログラムは、ビジョンボードを作成するワークショップをおこないました。将来なりたい姿を文字だけでなく、写真やイラストをふんだんに使って可視化することで、より具体的に将来について考えることができるようになるからです。

 参加してくれた学生、運営するインターン生は、ほとんど全員がはじめてビジョンボードを作成しました。自分の理想の姿といわれてもむずかしく、最初は誰もがなかなか手が出ない様子でした。

 ですが、持ちよった雑誌や写真、SNSの投稿を眺めているうちに、少しずつ自分の理想の姿が見えてきたのか、みずからのキャンパスに敷き詰めていけるようになっていっていました。気づけば、ささいなことから学生どうしの会話が弾み、インターン生も参加者も関係なく、和気あいあいとした雰囲気で制作は進んでいきました。

 40分間の短いワークではありましたが、それぞれが思い思いのビジョンボードを作成しており、そこにはそれぞれの“夢”や“理想のジブン”が詰まっていました。

 就活をすすめようとしたとき、誰もが「自己分析」と称して、自分の過去・現在・未来を考えると思います。過去・現在は具体的に見えていますが、未来は”未だ来ていないもの”ですから、容易に想像するなんて出来ません。むしろ、仕事は基本したことないのですから、想像できなくて当然なのです。

 だから、「明確に将来の目標が持てない…。」と悲観的にならず、ありのままの自分を見つめてほしいと思います。そして、そんな自分でも認めてあげてほしいです。

 ビジョンボードを作成して分かりましたが、意外とすぐそばに理想はあると思います。写真、雑誌、SNSの投稿など、私たちはなにかしら魅力に感じているからです。そこで感じている魅力こそ、あなたが目指したい場所、なりたい姿、”理想のジブン”だと思っています。

 あまりむずかしく考えすぎず、自分に素直に”理想のジブン”を想像してみましょう。そして、可視化してみましょう。かなり明るく楽しい未来に変わって見えてくるはずです。

“社会人として”だけでなく、“人生の先輩”として

 イベントの3つ目のプログラムとして、OnLine社員との交流会を行いました。学生と社員が1on1で対話をする機会を設け、就活の相談だけでなく、いまの自分が興味がある仕事についてざっくばらんに聞いてみたり、将来どんな風な選択をしていくのか一緒に考えたりしていました。

 プログラムの中では、15分を1セットとし、合計3セット行いました。各セットで学生がみずから話したいと思う社員・インターン生を変えながら、限られた時間の中でじっくりと話を聞いていましたが、少し緊張していながらも楽しげに会話をしている様子が印象的でした。

 社員はもちろん、学生にとって社会人としては先輩ですが、加えて人生の先輩にもあたります。学生は社員と対話をする中で、「就活という目の前だけに必死になるのではなく、もっと視野を広げてみよう!」、「今までだけで人生は決まるものではなくて、これからあなた自身が色づけていくもの。だから、今は興味のままに動いてみるのもいいし、変に縛られる必要もないよ!」など、激励の言葉をかけてもらってたようでした。

 第1回は12名が参加でしたが、第2回は4名だけということで、人数的にはさみしかったものの、学生が社員やインターン生を”ひとりじめ”できる機会が増えたことも、ある意味よかったのかなと思っているところです。

 参加した学生は、個人の聞きたいことを思いのままに”人生の先輩”にぶつけ、少しは目の前の就活や仕事に対する不安を解消できたのかな、という印象を持ちました。さまざまな場面でオンライン化が進む中で、こうした”大人”と直接話せる機会はそうありません。学生にとって、なにかを変えるきっかけをつくれていれば幸いです。

“運営者”として、“参加者”として

 私(株式会社OnLineインターン生/九州大学4年 久保真樹)は、イベントの運営の中心として携わらせていただきました。ですが、イベント中は運営をしているということを忘れ、参加者と同じように夢中でプログラムを楽しんでいたというのが本音です(笑)。そもそも第1回の反省を生かした今回のイベントでしたが、参加者の満足度も100%、前回に比べて自分自身も楽しめたという点では、成功だったのかなと感じています。

 また、私自身、大学3年4月~大学4年4月まで1年間、就活に本気で取り組みました。そのため、この時期(大学3年9月)の学生の気持ちは、痛いほどわかります。いまやっている就活のやり方で正解なのか、内定を早く獲得したいけどどうしたらいいのか、そもそも内定もらえるのだろうか、など先行きの見えないことに不安でいっぱいだったのを覚えています。

 だからこそ、今回のイベントはその「学生の持つ不安の解消」に取り組みたいと思いました。同時に、目先の内定のための就活とどまらず、この先の長い人生を視野に入れた就活こそが本当はやるべきことだと感じたため、それを学生に知ってほしいとも考えていました。

 たしかに、後者の長い視点での考え方は一朝一夕で理解できるような考え方ではありません。ですが、いち早く頭の片隅にでもおいてもらうことで、就活という”じぶんにしか出来ない仕事”に出会う機会を、よりよくしてもらえると思っています。

 イベントで伝えたかったこと、イベントに懸ける想いというのは、言葉で書こうと思えばいくらでもかけるのですが、何よりもそれを参加してくれた学生に提供できているかが重要です。イベント参加後にアンケートをお願いしましたが、感想を見る限り、伝えたいことがしっかり伝わったようでした。何より全員がイベントの満足度で、満点をつけてくれたのは本当に嬉しかったです。

 最後になりましたが、自分たちで企画から運営まで通して成長しつつ、参加者にも貴重な価値提供ができて良かったです。参加してくれた学生には、学んだことや得た気づきをこれからの学生生活に生かしてほしいと思います。そして、この記事を読んでくださったあなたにも、ぜひこの記事で何か感じたことがあれば、自分について考えるきっかけにしてもらえますと幸いです。

 ご覧いただきありがとうございました。 

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