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「1万円入ります!」

こんにちは!
株式会社OnLineの音谷です。

あなたはレジでの会計時に、
店員さんが

「1万円入ります!」

という言葉を言っているのを聞いたことがありますか?

私は幼いころから、
その言葉を耳にする度に

「何のために言ってるんだろう?」

と不思議に思っていました^^;

特に、幼い頃の私にとって1万円はめちゃくちゃ大金だったので

「お金があることを
 店員さん以外にも知らせちゃうから
 狙われるんじゃないの…?」
 
と心配もしていました。笑

しかし、ある記事を見て、その長年の謎がやっと解けました!

「1万円入ります!」
という言葉の最大の目的は、

“釣り銭トラブルを防止する”

ためだったんです。

釣り銭トラブルの発生原因には
『店員の勘違い』と『客の勘違い』
の2つがあります。

■『店員の勘違い』とは、、、

実際に客から渡されたものとは異なる種類の紙幣を
受け取ったと店員が勘違いしてしまうことで、
多い、もしくは少ない釣り銭を客に渡してしまうこと。

■『客の勘違い』とは、、、

実際に支払ったものとは異なる種類の紙幣を支払ったと
勘違いしてしまうことで
“釣り銭が足りない!”などと主張すること。

高額紙幣を受け取った時に

「1万円入ります!」

声に出す習慣がついていると
お互いの勘違いを無くすことができ、
釣り銭トラブルを防止できるとのことでした。

レジの現場だけに限らず、
こういった“勘違い”によるトラブルは
意外とよく起こりますよね。

例えば、

・実は、伝え忘れていたのに
 ”伝えたつもり”になっていることで仕事に支障が出る

・隣の人が自分の物を
 気づかず間違って持っていってしまい盗られたと騒ぎになる

・「誰か確認しておいて」など
 誰が担当するかなど明示してなくてチェック漏れでミスが発生する

などなど。

今回の「1万円入ります!」の
事例からも分かるように、
勘違いから起こるトラブルは

“確認不足”

が最も大きな原因です。

このような確認不足による
トラブルが起きないようにするには
『確認会話』の徹底が必要です。

確認会話とは、
相手から言われた内容を
別の表現で聞き返すこと。

例えば、職場で上司から
「この資料10部コピーして」と
頼まれた場合に、

「分かりました。10部ですね。
 それは10人分ということでしょうか?
 念のため、予備も含めて2〜3部多く
 用意しておきましょうか?」

というように確認します。

「自分はこのように受け取ったよ」というのを相手に伝えるとともに、

「あなたが言いたいことと合ってますか?」と認識のズレがないかを確認する
コミュニケーションです。

トラブルが発生すると、
自分の気持ちが落ち込むだけでなく
仕事の効率が落ちてしまうなど
色んなデメリットがありますよね。

だからこそ、少し手間でも

“自分と相手の認識にズレがないかを確認する”

というのはとても大切なこと
だと思います。

こういった認識のズレは
別の人間同士でコミュニケーションを
取る以上、色んな場面で起こります。

仕事はもちろん、親子関係など
プライベートな場面でも。

そして、親しい間柄になるほど
意外と“確認会話”を怠ってしまうもの^^;

避けられるトラブルを避けて
相手との関係性をより良くするために

「この資料を10部コピーして」

といった内容であっても
相手との認識のズレがないか?の確認を
徹底していきたいと思います。

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