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子どもが勉強好きになるコツ

こんにちは!
株式会社OnLineの音谷です。

突然ですが、質問です。

あなたは両親から

「勉強しなさい!」

と言われたことはありますか?

実は私、両親から
一度も「勉強しなさい!」と言われたことがなくて…^^;

それでも、今までに勉強を怠ったことは一度もありません。
(むしろ、学ぶことは大好きです!)

しかし、友人の中には、

『「勉強しなさい!」って言われるから
 勉強する気がなくなるんだ』

と言っている子もいました。

私は両親に強制されて
勉強した経験がなかったからか、
勉強を苦に感じたことがなかったので、

「勉強しなさいと言われる」
「勉強する気がなくなる」

といった友人の言葉に
結構ビックリしたのを覚えています。
(多分中学生くらいの頃?)

最近、この時のことを思い出して、
母に

「私に、勉強しなさいとか言わなかったよね?」

と聞いてみました。

すると、、、

「だって、自分がやろうと思った時に
 勉強しないと、頭にはいらないでしょ」

「人に言われてする勉強は続かないしね」

という返事がありました。

そして、さらに、

「勉強しなさいとは言わなかったけど、
 小学生のころとかは『宿題終わらせてからご飯にする?』
 みたいな言い換えをしたこともあったよ」

というテクニックを
実はこっそり使われていたことを知りました。
(全く気づいていませんでした…笑)

『宿題終わらせてからご飯にする?』

この言葉は本当に上手だなと思いました!

この言葉を使うことで、
私の頭にあった

「宿題をする」or「宿題をしない」

という2択が、強制的に

「ご飯の前に宿題をする」or「ご飯の後に宿題をする」

の2択に書き換えられるからです!

しかも、ここで大事なポイントは

『どちらの時間で宿題をするかを
 “自分で決めさせる”』

というところ。

自分で考え、決めて、自分で発した言葉はきちんと守ろうとするのです。

私が
「宿題終わらせてからにする!」と言ったら、

私はご飯の前に
宿題を終わらせようと思って勉強をきちんと始めます。

「ご飯食べてから、宿題をする!」と言ったら、
ご飯を食べた後にそのまま宿題に取りかかります。

こんな感じで、私はこれまで
母に上手く操られてきたようです。笑

でも、自分で選択した行動なので
「やらされた感」は一切ありません。

今回の話のように、
間接的な表現で人を動かすことは
直接的な表現で人を動かすことよりも
効果的な場合が多くあります。

もちろん、これは
子育てに限った話ではありません。

仕事での部下との関わりや
友人や恋人間などの人間関係でも同じことが言えます。

誰かに何かの行動をして欲しいと
思った時には、まず

「相手の意志で、動いてもらうには
 どんな言葉をかけるのが良いのか?」

と考えることで
お互いにストレスなく、より良い関係を築くことができると思います。

と言いつつ、私もまだまだ直接的に伝えてしまうことがあるので、

父や私の行動をうまーく促し操っていた母のようになるために
普段の言葉かけから意識したいなと思います!

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