更新日 2022.10.24

こんにちは！
株式会社OnLineの市橋です。

最近秋を感じるようになってきましたね!
さて、本日は肌寒い季節の必需品、靴下の話題です。

突然ですが、ここでクイズです！

＝＝＝

あなたは靴下メーカーで働いている一社員。
ある日、売上が低迷しているある商品（靴下）の売上アップを任されました。
あなただったら、その商品の売上をあげるためにどんなことをしますか？

＝＝＝

実はこれ、
ある企業（靴下専門のメーカー）で本当にあったお話なんです。

ちなみに、その企業は“あること”を行って
ずっと低迷していたその商品の売上をたった3年で17倍に伸ばしました！

そのメーカーがやったのは、

「そんなことで売上が上がるの？！」

というほど小さなこと。

しかしながら、
その靴下メーカーはたった3年で
グンッと売上をアップさせることに成功したのです！

さて、一体どんなことをしたのでしょうか？

・
・
・

3年前、そのメーカーが新しく発売した商品の名前は、
「三陰交をあたためるソックス」。

足のツボを温め、さらに特殊保温・発熱素材を使用し、
今までより暖かい靴下を実現した渾身の新商品だったそう。

しかし、思うようなユーザー獲得には繋がらず、
コンセプトを再検討することに。

担当者は、

「お客様にどうすれば靴下の良さが
　伝わるのか？」

を考えに考えた結果、
“あるアイディア”にたどり着き最終的には売上が17倍以上に！！

その“あること”とは、、、

『お客様に“伝わる”名前に変えること』

でした。

元々の商品名だった
『三陰交をあたためるソックス』
という名前から、

『まるでこたつソックス』

に変更したところ、
その商品は今までにない大ヒット！
今ではそのメーカーを代表する人気商品にまでなりました。

お客様の視点に立って“わかりやすい”に名前を変えたことが
売上が伸びた秘訣でした。

他の有名な商品でもこのような話を聞いたことがあるかもしれません。

例えば、あの有名な『鼻セレブ』というティッシュも
実は何年も前から販売されていて、
元々は『モイスチャーティッシュ』という名前でした。

それが『鼻セレブ』に改名して一躍人気商品に！
改名前と比較すると10倍以上も売れたんだとか。

今回は名前を変えて売上が大きく変わった商品について書きましたが、
鍵となったのは

『相手にどんな印象を与えているか？』
『相手にどんな印象を持ってもらいたいか？』

を考えたこと。

これは仕事や商品に限らず
普段のコミュニケーションや人間関係などにも言えることです。

日本人は特に、
自分から主張せずに察してもらうような文化がありますが、

『自分が伝えたいことは
ちゃんと言葉にして相手に伝える』

本当にたったこれだけで
コミュニケーションや人間関係は大きく変わります。

もし、誰かとの関係性などで
悩んでいることがあったとしたら

“自分が伝えたいこと”
“相手に伝わっていること”

という視点で考えてみると
何かしらの突破口が見えてくるかもしれませんね！