母親から「ホストに貢いでいい」と言われました
こんにちは！
株式会社OnLineの奥野優里です！
私の家系には、
変わった人がたくさんいます。
私も含め、
祖父も祖母も叔母も親戚も、、、
私と血縁関係にある方は、
世間一般の人から見たら
なかなか異質な存在だと思います^^;
そんな変わった人たちに紛れて
『普通の人』を装っているのが
私の母です。
私は母子家庭なのですが、
“とにかく母がパワフル“なんです。
論理的に言う男性思考で、
例えば叱るときも必ず3分以内に
収めるような人です。
（その3分間に全力の圧が
込められているのでめちゃ怖いです…）
母はバリバリのキャリアウーマンで
仕事も真摯に取り組む素敵な人ですが、
最近の口癖では、
・55歳で仕事を辞めて、
シンガポールに高いマンションを
買って優雅に過ごす
・年取って老人ホームに入って
私は爆モテするんだ
今後この二つを実現させると
よく言っています。
母の仕事の関係で、母とは
あまり一緒に居られないこともあり
幼い頃は寂しい思いをしたことも
多々ありましたが、
母のおかげでお金に困ったことはなく
私立の学校を勧めてくれたり、
毎月旅行にも連れて行ってくれたり
していました。
そんな母が、私の高校卒業時に、
一冊の通帳を渡してきました。
その通帳は
今まで私が親戚や祖父母からもらった
お祝いやお年玉等が入っていて
それなりの金額が貯まった通帳です。
その通帳を渡す際に
母は私にこう言いました。
「このお金はゆりが好きなようにしていい。
何ならホストに貢いでもいいし、
自分のやりたいことに使いなさい。」
これを聞いた時に私は、
(この人何言ってんだ？笑
普通、娘に男に貢ぐ許可を出すか？)
と思いましたが、
その後、母は続けてこう言いました。
===================
「全て自分の責任で、
価値があると感じたことや
やりたいと思ったことに
このお金を使いなさい」
===================
母のこの言葉を聞いた時に
私は”ハッ“としました。
私を信頼しているからこそ
母がこんな話をしてくれていると
気づいたからです。
私の母は、以前からずっと
「自分の行動に責任を持ちなさい」
と言っていました。
物心ついた時から
耳にタコができるくらいに
言われてきたのですが、
当時の私は、
そもそも“責任”という言葉を
理解していなかったため、
適当に「はいはい〜」と
受け流してしまっていました。
しかし、そこには
「私はあなたを信頼しているし
あなたがやる事に反対しないから
やりたいことをしなさい」
という母の想いが
込められていたんです。
私は少し前まで、何かある度に
「私は悪くない」
とよく環境や周りの人のせいにし、
自分の行動に責任を持っていませんでした。
しかし、この出来事以降は
人間関係で理不尽なことがあっても
どんなに環境が悪くても、
『自分に原因がないか？』
を考えられるようになり
外ではなく、ちゃんと自分自身に
問題を向けられるようになりました。
留学や個人事業主、
海外旅行やキックボクシング。
挫折してきたことも今までに
たくさんありましたが、
自分のやることを全て肯定してくれる
母の存在があったからこそ、
私は同世代の人に比べて
色々な経験をすることができたと
感じています。
“責任を持つ大切さ”を教えてくれた
母には、本当に感謝しています。